トロフィー作成・製作 — 自社工場で鋳造・彫刻・組立
地域リーグのカップから企業のクリスタル賞まで、トロフィー作成を自社工場で一貫して行います。 亜鉛合金の鋳造、樹脂成形、アクリルのレーザーカット、精密彫刻まで。ロゴやスケッチを お送りいただければ、24時間以内に3Dレンダリング付きの無料デザインをご提案。製造7-15日、 最小ロット50個から承ります。
製品サンプル
製作できるオリジナルトロフィーの種類
スポーツトロフィー・カップ
サッカー・バスケなど20競技以上を、樹脂彫刻または金属型抜き+金/クロームメッキで製作。
クリスタルトロフィー
光学クリスタル・K9ガラスに深彫り彫刻またはカラー印刷。企業表彰に最適です。
アクリル賞品
透明・カラーアクリルをレーザーカットしUV印刷。軽量でモダンな仕上がり。
樹脂トロフィー
手塗りの樹脂フィギュアを金属・木製台座に。彫刻的な高級感を演出します。
持ち回りトロフィー
毎年更新できる彫刻プレート付きの多段台座。恒例表彰に最適です。
金属・亜鉛トロフィー
亜鉛合金型抜きのカップ・フィギュア。鏡面またはアンティーク仕上げに対応。
トロフィーの仕様とオプション
| 仕様 | 標準 | オプション |
|---|---|---|
| 素材 | 樹脂、亜鉛合金、アクリル、クリスタル | 金属+木製、K9クリスタル、カラーアクリル |
| 高さ | リーグ向け15-30cm | 選手権向け45-70cm以上 |
| 仕上げ | 金、銀、クローム、ニッケル | アンティーク、ツートン、マット、鏡面 |
| 名入れ | 彫刻プレートまたはレーザー彫刻 | フルカラーUV印刷、3Dロゴ |
| 最小ロット | 1デザイン50個 | 100 / 500 / 1,000個で数量割引 |
| 製造期間 | サンプル承認後7-15日 | 既存金型なら最短7日 |
トロフィー作成の素材選び
トロフィーの見た目と予算は素材で大きく変わります。以下は当工場で扱う代表的な5素材の比較です。 各素材の詳しい選び方はトロフィー・メダルの素材選び方の記事で解説しています。
| 素材 | 見た目・質感 | 重み | 価格帯 | 最適な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 亜鉛合金メタル | 金属の重厚感。金・銀・クロームメッキ可 | 重い | 中〜高 | スポーツカップ・選手権 |
| 光学クリスタル・K9ガラス | 透明感と光沢、高級感 | 中〜重 | 中〜高 | 企業表彰・記念品 |
| アクリル | 軽量・モダン、カラー可 | 軽い | 低〜中 | イベント・社内表彰 |
| 樹脂フィギュア | 立体造形、手塗り可 | 中 | 中 | キャラクター・リーグロゴ |
| 木(台座) | 温かみと自然感 | 中 | 低〜中 | 持ち回り・プレート台座 |
表彰品の比較 — トロフィー・メダル・表彰盾・ピンバッジ
何を称えるか、何人に渡すか、据え置くのか身につけるのかで、適した表彰品は変わります。 同じ表彰式で複数を併用する場合の役割分担の目安としてご覧ください。
| 表彰品 | 何を称えるか | 数量適性 | 設置・携帯 | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|
| トロフィー | 優勝・最高成績 | 少人数(上位入賞) | 据え置き・持ち回り | リーグ優勝・選手権・企業MVP |
| メダル | 参加・順位・勤続 | 多人数の一括配布 | 首掛け・携帯 | 大会・運動会・永年勤続 |
| 表彰盾 | 功労・感謝・顕彰 | 少人数(顕彰) | 据え置き・壁掛け | 退職・献呈・周年行事 |
| ピンバッジ | 継続・所属・記念 | 中〜多人数 | 身につける・配布 | 記念品・ノベルティ・社員章 |
メダルとの併用はオリジナルメダル製作、 盾の仕様は表彰盾・記念楯、 ピンバッジはピンバッジ製作のページでご案内しています。
トロフィーが使われる場面
リーグ優勝カップ
サッカー・バスケなど競技の優勝を、金属メッキのカップで表現します。
企業MVP・年間表彰
クリスタルやアクリルに彫刻し、式典で手渡す顕彰に仕上げます。
社内コンテスト
社内技能大会や提案コンテストの入賞を、軽量なアクリルで配布します。
持ち回り・恒例表彰
毎年更新できる彫刻プレート付きの台座で、シーズンごとの受賞者を記録します。
スポンサー・協賛の顕彰
大会名やスポンサー名を入れたカップは、相手先の社内でも掲示されます。
記念品・ノベルティ
樹脂フィギュアや小型カップを、ロゴ入りの記念品としてまとめて製作します。
素材の特性と加工適性の比較 — 金属パーツ・樹脂・クリスタル・アクリル・木
カップ本体や台座金具などの金属パーツは比重・融点・成形方法によって向き不向きがはっきり分かれます。 金属以外の素材と合わせて、加工適性と名入れ適性の観点で比較します。金属の基礎データは メダル・表彰品の素材ガイド、 表彰品全体の選び分けはオリジナルトロフィー製作ガイドでも解説しています。
| 素材 | 比重・特性 | 向く加工 | 名入れ・仕上げ適性 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 亜鉛合金(3# / 5# / 7#) | 6.7 g/cm³、融点385℃、流動性が良い | ダイキャスト(88トン)。3D造形・透かし表現が得意 | レーザー刻字、めっき、入色すべてに対応 | カップ本体、金属フィギュア、台座金具 |
| 銅・真鍮 | 8.9 g/cm³、す(砂孔)が少ない | プレス打抜き。厚み3mm超は困難 | 古色仕上げ・鏡面めっきで高級感 | 高級カップ、銘板、上位賞のカップ |
| 鉄 | 7.8 g/cm³、低コストだが錆びやすい | プレス打抜き。厚み4mm超は困難 | 防錆処理+めっきが前提 | 台座内部、補強パーツ、低単価ロット |
| アルミ | 2.7 g/cm³と軽量 | プレス・切削 | アルマイト(陽極酸化)で発色 | 軽量カップ、持ち回り台座 |
| ステンレス | 耐食性に優れる | 切削・溶接 | ヘアライン・鏡面、レーザー刻字 | 屋外掲示、長期保管する顕彰 |
| 樹脂 | 立体造形の自由度が高い | 成形後の手塗り仕上げ | 彩色表現に強い(手塗り) | スポーツフィギュア、マスコット |
| クリスタル・K9ガラス | 透明感と重み、光の屈折 | カット・研磨 | レーザー内部彫刻、UV印刷 | 企業表彰、記念品、優勝カップ |
| アクリル | 軽量でカラー展開が豊富 | レーザーカット | フルカラーUV印刷 | 社内表彰、イベント、コンテスト |
| 木 | 温かみのある自然素材 | 切削・研磨 | プレート取付、レーザー焼き彫り | 台座、持ち回りトロフィー |
用途 × サイズ感 × 数量の考え方
「誰に・何個・いつまでに」が決まると、サイズ感と素材構成はほぼ自動的に決まります。 下表は発注前に整理していただきたい3つの軸をまとめたものです。 数量が増えるほど単価は下がるため、同デザインのまとめ発注が最も経済的です。
| 用途・シーン | サイズ感の目安 | 想定数量 | 向く素材・構成 | 名入れの決め方 |
|---|---|---|---|---|
| リーグ戦・部門賞 | リーグ向けの標準帯 | 50〜100個 | 樹脂+金属メッキ、木製台座 | 彫刻プレートで受賞者を毎年更新 |
| 優勝カップ・選手権 | 選手権向けの大型帯 | 10〜50個 | 亜鉛合金・銅+鏡面めっき | カップ本体にレーザー刻字 |
| 企業表彰・MVP | 中サイズ・据え置き | 1〜50個(少数精鋭) | クリスタル、アクリル | ロゴ+氏名をレーザー彫刻またはUV印刷 |
| 記念・周年行事 | 中〜大型 | 100〜500個 | クリスタル、金属 | フルカラーUV印刷、Pantone色指定 |
| コンテスト・社内イベント | 小〜中サイズ | 100〜1,000個 | アクリル、樹脂 | 同一デザイン+可変番号をレーザー刻字 |
| ノベルティ・記念品配布 | 小型 | 500〜1,000個以上 | 小型樹脂、ミニ金属カップ | 化粧箱・ケースまで含めて一式で統一 |
名入れ・印刷方式の比較 — 彫刻・UV・シルク・パッド・プレート
同じロゴでも、方式によって仕上がり・耐久・コストが変わります。氏名のように1点ずつ内容が変わる場合は レーザー刻字、フルカラーのロゴはUV印刷、単色ロゴの大量生産はシルク印刷が基本です。 実例は名入れメダル・名入れ表彰品、 方式の詳細は名入れ・刻印の方法をご覧ください。
| 方式 | 対応する面 | 色表現 | 版代 | 特徴・向く用途 |
|---|---|---|---|---|
| レーザー彫刻(刻字) | 金属、クリスタル、木、アクリル | 単色(素材の地色を彫り込む) | 不要 | 消えない恒久刻印。可変番号・個別氏名に最適 |
| UV印刷 | 平面+3D(表面の落差7mmまで) | フルカラー4色 | 不要 | 即刷即乾。グラデーションや写真調ロゴに強い |
| シルク印刷 | 平面 | 専色(Pantone指定) | 必要 | 位置精度が高く量産向き。単色ロゴの大量刷りに最適 |
| オフセット印刷(柯印) | 平面のみ | フルカラー | 必要 | 細密で写真に近い表現。平面プレート向き |
| パッド印刷 | 凹凸面・曲面 | 専色 | 必要 | カップの曲面や段差に転写できる |
| 彫刻プレート | 金属プレート | 単色(彫り込み+着色) | 不要 | 毎年付け替えられる持ち回りトロフィーに最適 |
発注から納品までの逆算スケジュール
表彰式の日程から逆算して動くのが最も安全です。標準的な所要期間は、 お見積もり回答まで24時間 → 無料デザイン初稿24時間 → サンプル7-10日 → 量産7-15日 → 発送です。 初回は金型の製作が入るため、2回目以降(既存金型)は量産の立ち上がりが早くなります。 金型の扱いは金型代と追加注文の考え方、 納期の実態は納期の真実をご参照ください。
| ステップ | 内容 | 所要期間 | お客様にお願いすること |
|---|---|---|---|
| 1. お問い合わせ・お見積もり | 仕様・数量・ご希望納期をヒアリング | 24時間以内に回答 | 用途、ロゴ、数量、式典の日程を共有 |
| 2. 無料デザイン・3Dレンダリング | 立体イメージを作成。修正は回数無制限 | 24時間以内に初稿 | レイアウトと彫刻内容のご確認 |
| 3. サンプル製作 | 3D図面 → 刻模 → 金型製作 → 試作 | 7-10日 | 仕様の最終確定 |
| 4. サンプル確認 | 写真・動画でご確認(ご注文の約95%) | 即日〜数日 | 実物サンプルの発送も可(送料はお客様負担) |
| 5. 量産 | 圧鋳 → 研磨 → めっき → 入色 → 印刷 → レーザー刻字 → 組立 | 7-15日 | 氏名・番号などの可変リスト提出 |
| 6. 検品・梱包・発送 | 3段階QCを実施して出荷 | — | 配送先・分割納品の指定 |
入稿データの技術要件
彫刻・印刷の精度は入稿データでほぼ決まります。以下の要件を満たすデータをご用意いただくと、 デザインの往復回数が減り、そのまま量産に入れます。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| 推奨ファイル形式 | .AI / .EPS / .PDF(ベクターデータ) |
| 最小線幅 | 0.3mm |
| 最小レリーフ(凹凸) | 0.4mm |
| 最小肉厚(金属パーツ) | 2mm |
| 色の指定 | Pantone(PMS)番号でご指定ください |
| 可変データ | 氏名・番号・日付は一覧表(テキスト)でご提出ください |
| ビットマップ画像 | ロゴはトレースしてベクター化して使用します |
自社工場の生産体制と品質管理
2010年設立・15年以上
広東省恵州の自社工場と東莞オフィスで、企画から出荷まで一貫して担当します。
日産30,000個以上
鋳造・研磨・めっき・印刷・組立の全工程を自社内に抱え、繁忙期も内製で対応します。
輸出50カ国以上
海外の大会・法人表彰の実績が多く、輸出書類や分割納品にも慣れています。
3段階QC・100%合格納品
素材受入・工程内・出荷前の3段階で検品し、基準を満たした製品のみ出荷します。
トロフィーは次の工程をすべて自社工場内でつなぎます。設計 → 金型(3D図面 → 刻模 → 作模 → 熱処理)→ 圧鋳(88トン・385℃)→ 水口・バリ取り → 研磨 → 鋲合せ → 表面処理 → 入色 → 印刷 → レーザー刻字 → 組立 → 検品 → 包装。めっきは除蝋油 → 超音波洗浄 → アルカリ銅めっき(約500秒)→ 酸性銅めっき(20-60分)→ 着色 → トンネル炉100℃/40分乾燥 → 油噴射 → 下掛けの9工程です。 検品基準は3段階QCの検品基準で公開しています。
金属パーツで起こりやすい不良と回避策
| 不良 | 主な原因 | 回避策 |
|---|---|---|
| 割れ・クラック | 突き出しピンの不足・配置不良 | ピンの本数と配置を見直し、均等に離型させる |
| 水紋(フローマーク) | 金型面の仕上げ不足・圧力不足 | 金型の研磨と射出圧力の最適化 |
| 気孔(ピンホール) | 金型の排気不良 | ガス抜き溝の追加と排気設計の改善 |
| エッジ(鋭角)が出ない | プレス圧力の不足 | 圧力の見直しと金型の再調整 |
| めっきの膨れ | 洗浄不足(油分・ワックスの残留) | 除蝋油と超音波洗浄を徹底する |
| 焼付塗装への不純物混入 | 塗装ブースの清浄度不足 | ブースの清掃と作業環境の管理 |
| 焼付塗装の気泡 | 乾燥条件の不適合 | 低温60-70℃/60-90分で半硬化 → 高温100℃/60分で完全硬化 |
| 塗装の汚点・たれ | スプレー条件・塗料粘度のばらつき | スプレー条件の標準化と粘度管理 |
不良の原因と対策を網羅した解説は不良の原因と対策ガイドにまとめています。
発注担当者別の活用シーン
企業の総務・人事
永年勤続、MVP、年間表彰。式典で手渡す据え置き型のクリスタル・アクリルが中心です。
スポーツ連盟・大会運営
リーグ優勝カップと持ち回りトロフィー。毎シーズンの更新を見据えた構成にします。
学校・PTA・部活動
卒業記念や部活動の顕彰。予算内で複数部門の賞をまとめて手配できます。
周年・記念事業
創立記念や周年式典の記念品。ロゴと年号を入れて関係者へ広く配布します。
コンテスト・イベント運営
入賞者への授与と協賛企業の顕彰。同一デザインで可変番号を刻字します。
代理店・販促担当
ロゴ入りの記念品をまとめて発注。化粧箱・ケースも含めて一式でご提案します。
大会・競技向けはスポーツメダル、 社内表彰・永年勤続は法人向け表彰メダルも併せてご検討ください。 トロフィーとメダルを同じロゴで統一すると、表彰式全体の見え方が揃います。
トロフィーの構成パーツと素材の比較 — 金属ダイキャスト部・カップ部・台座
トロフィーは単一素材ではなく、いくつかのパーツを組み合わせて仕上げます。 カップ部と台座と金属パーツの三層構造で考えると、素材ごとの役割がはっきりします。 上に載るものほど目を引くため仕上げを丁寧に、下で支えるものほど重量感と安定感を優先します。 金属パーツ以外のカップ高さや板材の厚みといった寸法は構成とデザインから個別に設計しますので、 図面の段階ですり合わせさせてください。
| パーツ | 主な素材 | 仕上げの方向性 | 重量感 | 名入れ適性 |
|---|---|---|---|---|
| 金属ダイキャスト部 | 亜鉛合金(3#・5#・7#、6.7 g/cm³、融点385℃)、88トン機で成形 | 金・銀・クローム・アンティーク、ツートンのめっき | ずっしりした重み、手に持ったときの密度感 | レーザー刻字・入色・UV印刷すべてに対応 |
| カップ部(金属) | 亜鉛合金の型抜き、または真鍮(8.9 g/cm³、厚み3mm超は困難)・ステンレスのプレス | 鏡面・ヘアライン・つや消し | 大きさに応じた重厚感 | 曲面へはパッド印刷、底面へはレーザー刻字 |
| カップ部(非金属) | 樹脂、クリスタル・K9ガラス、アクリル | 手塗り、内部レーザー彫刻、UV印刷 | 素材により軽量から重量感まで選択可 | フルカラー表現に強い |
| 台座(木) | 無垢材・集成材を切削して研磨 | 着色・クリア塗装、レーザー焼き彫り | 安定感があり据え置きに向く | プレートの取付面として最適 |
| 台座(金属・アクリル) | 亜鉛合金、アルミ(2.7 g/cm³)、カラーアクリル | めっき、アルマイト、透明仕上げ | 重厚または軽量を選べる | 側面への刻字、天面への印刷 |
| 名入れプレート | 金属プレートを別作して取付 | 彫り込み+着色、レーザー刻字 | 本体の重量感を損なわない | 毎年の付け替え・追加製作に対応 |
金属パーツは88トン機によるダイキャストで成形し、最小肉厚は2mmを確保します。金型は金型鋼から起こし、 放電加工で表面の質感を作ります。円形のパーツは四周に均等な間隔で水口を開け、湯回りを安定させます。 仕上げのコストはめっきが最も高く、次いで塗装、電着の順になります。
名入れ・プレート仕様と入稿データ要件
名入れの仕上がりは、プレートの仕様と入稿データの精度でほぼ決まります。 彫刻プレートは本体と別に作るため、毎年の付け替えにも対応できます。 固定文言と可変文言を分けてご指定いただくと、レイアウトを崩さずに量産へ進めます。
| 項目 | 要件 | 補足 |
|---|---|---|
| 推奨ファイル形式 | .AI / .EPS / .PDF(ベクターデータ) | ビットマップのロゴはトレースしてベクター化します |
| 最小線幅 | 0.3mm | 細い線は彫刻・印刷ともに再現が難しくなります |
| 最小レリーフ(凹凸) | 0.4mm | これ以下の段差は陰影が出ません |
| 金属パーツの最小肉厚 | 2mm | 薄くすると鋳造時の湯回りが不安定になります |
| 入色の最小幅 | ソフトエナメル0.3mm、仿硬・実色ガラス漆・透明ガラス漆0.5mm | 色を分ける境界は金属の線で区切ります |
| 色の指定 | Pantone(PMS)番号 | めっき色は金・銀・クローム・アンティークなどから選択 |
| UV印刷の対応落差 | 表面の落差7mmまで | カップの曲面や段差にも印刷できます |
| プレートの文言 | 大会名・年号・受賞区分・受賞者名 | 固定部分と可変部分を分けてご指定ください |
| 可変データ | 氏名・番号・日付は一覧表(テキスト)で提出 | レイアウトを固定したまま差し替えられます |
印刷方式はUV印刷、彩瓷、オフセット、ステッカー、シルク、パッド、レーザーから選べます。 フルカラーで写真調のロゴはUV印刷、単色ロゴの大量生産はシルク印刷、曲面や段差への転写はパッド印刷が基本です。 氏名や連番のように1点ずつ内容が変わる場合はレーザー刻字が最も確実です。 彫刻内容の決め方は名入れ・刻印の方法でも解説しています。
大会・表彰シーン別の構成早見表
同じ大会でも、賞の種類によって必要な点数と構成は変わります。 上位賞は据え置きで残る構成にし、参加者へ広く渡す賞は持ち帰りやすい小型構成にするのが基本です。 早い段階で授与点数を確定していただくと、金型の設計と生産計画が組みやすくなります。
| 表彰区分 | 授与点数 | 構成の考え方 | 名入れ内容 | 据え置き・携帯 |
|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1点(部門ごとに1点) | 最も大きい構成。金属カップまたは大型クリスタル | 大会名・年号・優勝の文言、チーム名 | 据え置き・持ち回り |
| 準優勝 | 1点 | 優勝と同形状で仕上げ色とサイズ感を変える | 大会名・年号・準優勝の文言 | 据え置き・持ち回り |
| 第三位・団体賞 | 1〜数点 | 中サイズのカップまたはアクリル構成 | 団体名・部門名・年号 | 据え置き |
| 特別賞・敢闘賞 | 数点 | 小型カップまたは樹脂フィギュア構成 | 賞の名称・受賞者名・選出理由 | 据え置き・持ち回り |
| 記念・参加 | 参加者全員の点数 | 小型のアクリル・クリスタル、または記念メダル | 大会ロゴ・年号、同一デザインで統一 | 持ち帰り・携帯 |
上位の賞と参加記念を同じロゴで揃えると、式典全体の見え方が統一されます。 メダルを併用する場合はスポーツメダル、 据え置きの顕彰を追加する場合は表彰盾・記念楯を組み合わせてご検討ください。
数量×金型×単価×納期の計画表
単価は数量の段階によって変わります。同じデザインをまとめて発注いただくほど金型代の負担が薄れ、 生産の段取りも組みやすくなります。金額は数量段階ごとにお見積もりし、必要に応じて要問合せでご案内します。 再発注は金型をそのまま使い立ち上がりが早いのが利点です。毎年開催の大会ほど、初回に金型を作っておく価値が出ます。
| 数量帯 | 金型 | 単価の考え方 | 納期 | 向くケース |
|---|---|---|---|---|
| 100個 | 新規に金型を製作。以降の再発注に使い回せます | 数量段階の下限帯。個数をまとめるほど下がります | サンプル7-10日+量産7-15日 | 単一大会・単一部門の表彰 |
| 300個 | 金型1式で複数部門の賞をカバー | 金型代の負担が薄れる帯。都度お見積もり | サンプル7-10日+量産7-15日 | 複数部門・複数会場の同時開催 |
| 1,000個 | 同一金型で大量生産。工程をまとめて段取りします | 量産効果が最も出る帯。都度お見積もり | サンプル7-10日+量産7-15日 | 全国大会・シリーズ戦の一括手配 |
| 5,000個 | 金型を複数式並行して生産体制を組みます | 生産計画と併せてご相談。要問合せ | 生産計画に基づきご相談 | 記念品・ノベルティの大量配布 |
| 再発注 | 保管済みの金型をそのまま使用。金型代はかかりません | 初回より金型費分が不要。数量段階でご案内 | 立ち上がりが早く、量産7-15日 | 毎年開催のリーグ戦・恒例表彰 |
金型の扱いと追加発注の考え方は金型代と追加注文の考え方、 実際の所要日数は納期の真実で詳しく説明しています。 数量と納期の組み合わせは、式典の日程と併せてご相談いただくのが確実です。
発注から表彰式当日までの逆算カレンダー
表彰式当日から逆算する8週間の段取り表を、当工場の動きと並べて示します。 式典の日程が決まった時点でお知らせいただければ、どの週に何を確定すべきかを逆算してご案内します。 余裕を持って動くほど、サンプル確認と修正の回数を確保できます。
| 式典までの週数 | お客様に決めていただくこと | 当工場の動き |
|---|---|---|
| 8週前 | 表彰区分と授与点数を確定し、ロゴと大会名を共有 | お見積もりを24時間以内に回答。素材と構成をご提案します |
| 6週前 | 構成と名入れレイアウトの決定、デザインの修正 | 無料デザインの初稿を24時間以内に提出。3Dレンダリングで確認 |
| 4週前 | サンプルの確認と仕様の最終確定 | 3D図面から金型を起こし、試作を7-10日で製作します |
| 3週前 | 受賞者名・部門名などの可変リストを提出 | 量産を開始。鋳造・研磨・めっき・入色・印刷・刻字を進めます |
| 2週前 | 配送先と分割納品の指定、会場での開梱順を共有 | 量産7-15日。3段階QCを実施して検品します |
| 1週前 | 到着後の検品と、プレートの付け替え作業 | 個装箱と緩衝材の二重構造で梱包し、発送します |
発注の流れ全体は注文の流れでも確認できます。 可変リストの提出が遅れると量産の後半工程に影響しますので、受賞者名は3週前までにお知らせください。
よくある不良・破損と回避策
トロフィーは複数のパーツを組むため、鋳造・表面処理だけでなく組立と輸送の段階でも不具合が起こります。 下表は現場で多く見られる症状と、当工場で実施している回避策です。 金属パーツ単体の不良は前の章の表と併せてご覧ください。
| 症状 | 主な原因 | 回避策 |
|---|---|---|
| 輸送中の破損 | 外装箱内の遊び、面同士の接触 | 輸送破損は個装箱と緩衝材の二重構造で抑えるのが基本です。個別包装と仕切りで固定します |
| プレートの浮き | 接着面の油分・脱脂不足、圧着のばらつき | プレート浮きは接着面の脱脂と均一圧着で防ぎます。治具で一定の圧力をかけます |
| めっきのムラ | めっき液の攪拌不足、有機不純物の蓄積 | アルカリ銅めっき約500秒、酸性銅めっき20-60分、トンネル炉100℃/40分の条件と液管理を徹底します |
| 名入れのズレ | 位置決めのばらつき、可変データの組違い | 名入れのズレは専用の位置決め治具で防ぎます。可変リストは一覧表で受け取ります |
| 台座のがたつき | 接合部の精度不足、締結のばらつき | ねじ締結と位置決めピンで組み、出荷前に据え置き状態で確認します |
| カップ部のくもり | 研磨残り、洗浄後の水分残留 | 研磨後に超音波洗浄を行い、トンネル炉で十分に乾燥させます |
| 塗装の気泡 | 乾燥条件の不適合 | 低温60-70℃で60-90分かけて半硬化させ、その後100℃で60分かけて完全硬化させます |
| 色の違い(ロット差) | 調色のばらつき、入色量の差 | Pantone番号で調色し、標準見本と突き合わせて確認します |
検品の考え方は3段階QCの検品基準、 原因ごとの詳しい対策は不良の原因と対策ガイドにまとめています。 到着時に万一不具合があった場合は、写真をお送りいただければ工程を遡って確認します。
自社工場の生産体制・3段階QC・認証
当社は2010年の設立以来、金属圧铸件と表彰品を自社工場で一貫生産してきました。 鋳造から組立までの全工程を自社内に抱えているため、仕様変更や追加発注にも同じラインで対応できます。 海外の大会や法人表彰への納入実績が多く、監査対応に必要な認証も取得しています。
2010年設立・恵州の自社工場
広東省恵州に鋳造から組立までを抱え、東莞オフィスが窓口となります。
日産30,000個以上
繁忙期も内製で対応し、複数金型の並行生産が可能です。
24時間出図・サンプル7-10日・量産7-15日
デザイン初稿を24時間以内に提出し、試作と量産の標準期間をお約束します。
3段階QC
素材受入・工程内・出荷前の3段階で検品し、基準を満たした製品のみ出荷します。
輸出50カ国以上
海外の大会・法人表彰の実績が多く、輸出書類や分割納品にも慣れています。
認証取得済み
BSCI、Disney、ISO9001、Reach、RoHS、TUV、Sedex、USJの認証を取得しています。
金属パーツのめっきは除蝋油、超音波洗浄、アルカリ銅めっき約500秒、酸性銅めっき20-60分、着色、 トンネル炉100℃/40分の乾燥、油噴射、下掛けという9工程で行います。 入色はソフトエナメルが最小幅0.3mm、仿硬エナメルと実色・透明のガラス漆が0.5mmまで対応します。 焼付は60-70℃で60-90分かけて半硬化させた後、100℃で60分かけて完全硬化させます。 素材受入・工程内・出荷前の3段階で検品し、基準を満たした製品のみを出荷します。
トロフィー製作のよくある質問
トロフィーの最小ロットはどのくらいですか?
1デザイン50個から承ります。選手権カップを数個だけ必要な場合はご相談ください。既存金型で対応できる場合が多いです。
リーグや企業のロゴを3Dで再現できますか?
はい。ロゴをベクター形式(.AI / .EPS / .PDF)でお送りいただければ、樹脂または金属型抜きの3Dフィギュアに彫刻するか、クリスタル・アクリルにレーザー彫刻します。量産前に3Dレンダリングをご確認いただけます。
企業表彰にはどのスタイルが適していますか?
クリスタル・アクリル賞品が現代の企業表彰の標準です。透明感があり、重みがあり、彫刻しやすいのが特徴。スポーツリーグには金属メッキの樹脂フィギュアが定番のカップの見た目を実現します。
納期はどのくらいですか?
標準で計3-4週間(デザイン24時間、サンプル7-10日、製造7-15日+発送)。既存金型なら製造を7日で開始できます。
台座や彫刻プレートも対応していますか?
はい。木製・金属製の台座と、毎シーズン更新できる持ち回りトロフィー用の彫刻プレートも製作します。
トロフィーとメダル、どちらを選べばいいですか?
優勝カップのように据え置きで見せる場合はトロフィー、参加者全員に配る場合はメダルが向いています。リーグ戦のように毎年同じ表彰を行う場合は、持ち回りトロフィーと彫刻プレートの組み合わせが経済的です。
クリスタルとアクリルのトロフィーはどう違いますか?
クリスタル(K9ガラス)は透明感と重みがあり企業表彰に、アクリルは軽量でカラー印刷に向き、イベントや社内表彰に適しています。
ロゴの色は何色まで再現できますか?
クリスタル・アクリルはフルカラーUV印刷に対応し、樹脂フィギュアは手塗りで色を再現します。金属メッキのカップは、金・銀・クロームなどのめっき色での表現になります。ベクターデータ(AI・EPS・PDF)をご用意いただくと正確です。
金型はどのくらい保管されますか?追加発注はできますか?
製作した金型は自社工場で保管し、同じデザインの追加発注にそのまま使えます。既存金型での再発注は金型代がかからず、量産の立ち上がりも早くなります。持ち回りトロフィーや毎年開催のリーグ戦は、初回に金型を作っておくと2年目以降が経済的です。
クリスタルと金属では名入れ方式が違いますか?
はい。クリスタルは内部にレーザー彫刻するか、表面にUV印刷します。金属はレーザー刻字で地の色を彫り込むか、別作の彫刻プレートを取り付けます。氏名のように毎回内容が変わる場合はレーザー刻字、受賞者名を毎年更新する場合は彫刻プレートが向いています。
サンプルは実物を送ってもらえますか?写真や動画だけでも十分ですか?
ご注文の約95%は写真・動画でのご確認で進めています。細部の拡大や光の当たり方も動画でご確認いただけます。実物サンプルの発送も可能ですが、その場合は送料のみご負担をお願いしています。式典で実物を事前確認したい場合や、複数部門で色味を揃えたい場合におすすめします。
支払い条件を教えてください。
初めてのお取引ではT/T(銀行送金)で着手時に30%、出荷前に残り70%をお願いしています。継続してお取引いただいているお客様にはNet 30またはNet 60の掛け売りにも対応します。数量や継続性に応じてご相談ください。
持ち回りトロフィーのプレートだけを追加で作れますか?
はい。本体はそのままに、彫刻プレートだけを追加製作できます。翌シーズンの受賞者名を彫ったプレートをまとめてご注文いただく方法と、プレートを付け替える前提で複数枚をお持ちいただく方法があります。大会名と年号を固定レイアウトにしておくと、毎年の差し替えが最小限の作業で済みます。
優勝・準優勝・特別賞でデザインを変える必要がありますか?
同じ金型と同じ形状で統一し、名入れ内容と仕上げ色で序列をつける方法が最も経済的です。優勝は金めっき、準優勝は銀めっき、特別賞はアンティーク仕上げのように、めっき色とプレートの文言で役割を分けます。サイズを変えて序列を表現したい場合は、カップ部と台座の構成を組み替えてご提案します。
輸送中の破損が心配です。梱包はどうなりますか?
個装箱に入れたうえで緩衝材を挟み、外箱との二重構造でお送りします。クリスタルやアクリルは面同士が触れないよう個別に包み、金属カップは台座と本体を分けた状態で固定します。式典会場へ直送する場合も、開梱してそのまま並べられる順番で梱包しますので、配送先と分割納品の指定をお知らせください。
表彰式の直前でも間に合いますか?
式典の日程から逆算してご相談いただければ、可能な範囲で工程を組み替えます。標準はお見積もり24時間、無料デザイン初稿24時間、サンプル7-10日、量産7-15日です。既存金型での再発注や、プレート彫刻のみの追加であれば立ち上がりが早くなります。まずは式典の日程と必要点数をお知らせください。
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トロフィーの構成を決めた後は、併用する表彰品と名入れの仕様を詰めていきます。 関連する製品ページと技術記事をまとめました。素材の基礎データから発注の流れまで、 企画の段階で確認しておきたい順に並べています。
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