⚡ デザイン無料・24時間対応 · 製造7-15日 · 品質検査100% · 最小ロット100個 · 2010年創業・50カ国以上へ納品

名入れメダル製作 — 1枚ずつ違う名前を、同じ納期で

大会名や開催年は全員同じでも、名前と背番号は1枚ずつ違います。レーザー彫刻は工具を使わないため、 内容が1枚ずつ違っても追加の金型代はかかりません。名簿を送っていただければ、こちらで1枚ずつ彫刻し、 梱包前に突き合わせて確認します。文字の高さは1.5mm以上を目安に、24時間で無料のデザインをご提案します。

名入れの見積もりを依頼 オリジナルメダル

名入れメダルの製作例

名入れメダルの製作サンプル
名入れメダルの製作サンプル
名入れメダルの製作サンプル

名入れの3方式を比較

「名入れ」と一口に言っても、方式によって色数・耐久性・向いている内容が異なります。 当社は3方式すべてを同じ工場で施工できるため、内容に応じて使い分けをご提案できます。

方式 仕組み 向いている内容 制約
レーザー彫刻 レーザーで最上層のめっきを削り、下地の金属色を出す。工具は不要 氏名、日付、背番号、順位などの可変データ 単色。線幅0.1mm未満はつぶれる
レリーフ(金型) 文字を金型に刻み、385℃の合金を流し込む際に一体で成形する 大会名、スローガン、社名など全員共通の文字 内容を変えるには新しい金型が必要
UVプリント インクを噴射してUV光で硬化させる。多色に対応 多色ロゴ、細かなグラデーション、写真表現 強くこすると経年で薄くなる

方式ごとの詳しい比較はメダルの名入れ・刻印の方法と注意点をご覧ください。

名入れできる内容

氏名・チーム名

選手名、所属チーム、クラブ名。1枚ずつ内容が変わっても追加の金型代はかかりません。

開催日・開催地

大会の日付、会場名、記念年度。毎年開催される行事では、年の文字だけを差し替えます。

順位・記録

1位〜3位、タイム、得点、段位。記録を残すことで、後から見返したときの価値が変わります。

会社名・部署名

法人表彰では社名と部署を入れます。永年勤続では年数も併記します。

ロゴ・社章

ベクターデータを彫刻データに変換します。多色のロゴはUVプリントかエナメル入色で表現します。

メッセージ

「がんばったね」「おめでとう」などの一言。子ども向けや記念品で多く入れられます。

名入れデータの規定

項目 推奨値 備考
文字の高さ 1.5mm以上 それ以下は判読しにくく、エナメルも入りにくい
レーザー彫刻の線幅 0.1mm以上 細すぎるとつぶれる
レリーフの線幅 0.3mm以上 金型で成形するため、彫刻より太めが必要
レリーフの高さ 0.4mm以上 合金が金型の隅まで流れるための下限
名簿の形式 CSV/Excel 氏名・背番号・順位などを列で分けてください
ロゴの形式 AI/EPS/PDF(ベクター) 画像のみの場合はこちらで作図します

ロゴデータの入稿方法は大会ロゴをメダルに入れる方法にまとめています。 デザイン全体の準備はメダルデザインのページをご覧ください。

名入れの流れ

1

名簿とデザインを送る

CSVやExcelの名簿、入れたい文字、ロゴデータをお送りください。

2

24時間で無料デザイン

彫刻位置と書体を示した3Dレンダリングをお見せします。修正は無制限です。

3

7〜10日でサンプル

実際の彫刻を1枚で確認いただきます。深さとコントラストを確認してください。

4

7〜15日で量産

成形・めっき・入色のあと、最終工程として1枚ずつレーザー彫刻します。

5

名簿と照合して発送

梱包前に名簿と突き合わせ、氏名ラベルを貼付して個包装します。

エナメルの種類と名入れの相性

名入れの文字を引き立てるには、周囲のエナメルの種類も影響します。仕上がりと最小線幅の違いをまとめました。

種類 最小線幅 仕上がり 向いている用途
ソフトエナメル 0.3mm以上 柔らかな質感、つや控えめ 色数を出したいデザイン
イミテーションハードエナメル 0.5mm以上 研磨により平滑・高光沢 文字や社章を引き立てたい場合
UVプリント 印刷解像度に依存 フルカラー、写真表現 多色ロゴ、グラデーション

エナメルの種類は七宝エナメルの種類、 ロゴの入稿は大会ロゴをメダルに入れる方法をご覧ください。

名入れ込みの納期の目安

段階 内容 期間
デザイン 名入れ位置・書体をレンダリングで確認(無料・修正無制限) 24時間以内
サンプル 実際の彫刻を1枚で確認 7〜10日
量産 成形→めっき→入色→1枚ずつレーザー彫刻 7〜15日
標準納期 デザイン確定から 3〜4週間
特急 既存金型+UVプリント 量産7日+配送3〜7日

名入れの方式ごとの比較はメダルの名入れ・刻印の方法、 デザイン全体の準備はメダルデザインのページをご覧ください。

恵州の自社工場で一貫生産

15年以上

金属メダル製作の実績

1日30,000個以上

自社工場の生産能力

50カ国以上

これまでに納品した国・地域

100個から

1デザインあたりの最小ロット

385°C

亜鉛合金(Zamak)の溶解温度

9工程

めっきの品質を決める工程数

品質マネジメントはISO 9001、社会・環境はBSCI・Sedex、製品はReach・RoHSに適合し、Disneyの監査にも対応しています。 法人の名入れは法人向け表彰メダル、記念品は記念メダルのページもご覧ください。

名入れ5方式の比較表

名入れの方式は、対応できる面・版代の有無・1枚ごとの内容差し替え(可変データ)への対応が大きく異なります。 同じ工場で複数方式を施工できるため、共通の文字は金型や印刷、氏名はレーザー彫刻といった組み合わせが可能です。 下表の空欄相当の項目は、内容と素材をお知らせいただいたうえで個別にご案内します。

方式 対応素材 対応面 グラデーション 位置精度 版代・型代 可変データ 耐久性 コスト感
レーザー彫刻 金属全般(亜鉛合金・真鍮・鉄・ステンレス) 平面(凹凸面・3D面は要確認) 不可(単色) 高い(データで位置を指定) 不要(工具を使わない) 対応(氏名・背番号・順序番号など1枚ごとの可変内容) 高い(めっき層を削って下地を出すため摩耗しない) 中(枚数が増えても工具の追加なし)
UV印刷 金属・多素材メダル(詳細は要確認) 平面+3D表面(落差7mm以下) 可 やや甘い 不要(版を作らない) 要確認 中(インク層のため強くこすると薄くなる) 中〜高
シルク印刷 金属の平面部 平面 不可(特色のみ) 非常に高い 網版代あり 非対応(内容が変わるごとに網版が必要) 中〜高 低〜中
パッド印刷 金属の凹凸面 凹凸面可 不可 中(要確認) 製版コストは安い 非対応(内容が変わるごとに版が必要) 中 低(大面积には不向き)
エッチング 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認

平面のみで高品質に仕上げたい場合は、版代がかかるもののオフセット(柯印)印刷という選択肢もあります。 凹凸のある3D面に色を載せたい場合はパッド印刷、多色のロゴやグラデーションを載せたい場合はUV印刷が向きます。 1枚ずつ内容が変わる氏名や連番には、工具を使わないレーザー彫刻が最も適しています。

可変データ発注の実務フロー

氏名・背番号・順位のように1枚ずつ内容が変わるご注文は、名簿の作り方で進行の速さが決まります。 データ形式と必要項目を先に揃えていただくと、校了までの往復が最短になります。

1

名簿を作る

CSVまたはExcelで、1行を1枚に対応させます。列は氏名・ふりがな・背番号・順位・記録・部署名など、入れる項目ごとに分けてください。

2

24時間で見積もりと無料デザイン

彫刻位置・書体・行数を示した3Dレンダリングをお見せします。文字の高さとレイアウトはこの段階で確定します。

3

名簿を校了する

名簿の最終版を確定していただきます。校了後の差し替えは彫刻のやり直しになるため、この時点で綴りと旧字体をご確認ください。

4

7〜10日でサンプル確認

写真・動画での確認が標準で、95%のご注文はこれで完了します。実物サンプルをご希望の場合も7〜10日でお作りしますが、国際送料はご負担いただきます。

5

7〜15日で量産

成形・めっき(9工程)・入色のあと、最終工程で1枚ずつレーザー彫刻します。

6

名簿と照合して出荷

3段階QCを経て100%合格したものだけを出荷します。梱包前に名簿と突き合わせ、氏名ラベルを貼付して個包装します。

名簿データの指定項目

  • 形式:CSV/Excel。1行を1枚に対応させてください。
  • 列:氏名、ふりがな、背番号、順位、記録、部署名など、入れる項目ごとに分ける。
  • 文字コード:文字化けを防ぐためUTF-8を推奨します。
  • 表記ゆれ:同姓同名、旧字体、外字、長音記号の有無は校了前にご確認ください。
  • 確定:校了後の名簿の差し替えは、彫刻のやり直しとなるためお受けできません。
  • 保管:名簿の保管期間と、次回以降の再利用範囲については要確認です。

数量 × 名入れ方式 × 納期の計画表

枚数が増えるほど1枚あたりの金型費の負担は小さくなりますが、レーザー彫刻は工具が不要なため、 枚数が増えても追加の工具代は発生しません。下表は企画段階の目安としてご活用ください。

数量 向いている方式 名入れの考え方 量産 標準納期 備考
100(最小ロット) レーザー彫刻 1デザイン100個から。氏名・背番号を1枚ずつ彫刻 7〜15日 約3〜4週間 小ロットでも金型の追加は不要
300 レーザー彫刻 クラス・チーム単位の名簿運用に最適 7〜15日 約3〜4週間 個包装と氏名ラベルの突き合わせに対応
500 レリーフ+レーザー彫刻 大会名・社名は金型で成形し、氏名のみ彫刻 7〜15日 約3〜4週間 共通文字を金型に逃がすほど1枚あたりの負担が下がる
1000 レーザー彫刻 名簿の桁揃えと連番管理を前提に進行 7〜15日 約3〜4週間 日産30,000個以上の能力内で一括生産
5000以上 レーザー彫刻 大量でも工具の追加なしで1枚ずつ可変 7〜15日 約3〜4週間(要相談) 分割納品・会場直送は都度ご相談ください

お急ぎの場合は、既存金型とUV印刷を組み合わせた特急ルートで量産7日+航空/海上3〜7日での手配が可能です。 数量別の単価と割引の詳細は、都度のお見積もりでご案内します(要確認)。

文字・書体・レイアウトの指定ガイド

名入れの仕上がりは、文字の高さと書体の選び方でほぼ決まります。以下の項目をご指定いただくと、 レンダリングと実物の差が小さくなります。

項目 指定の考え方 注意点
文字の高さ 1.5mm以上を推奨 これ以下は判読しにくく、エナメルも入りにくい
最小文字サイズ(pt換算) 要確認 書体と施工方式の組み合わせで変わるため、都度ご案内します
推奨書体 線の太さが均一な書体 明朝体の細いハライやウロコはつぶれやすいため、事前にレンダリングで確認します
日本語 漢字・ひらがな・カタカナに対応 旧字体・外字・縦書きは対応可否が変わるため事前相談(要確認)
英数字・記号 対応 背番号・記録・日付に使用します
文字数・行数 メダルのサイズと文字の高さで決まる サイズごとの上限は異なるため都度ご案内します(要確認)
レイアウト 中央揃え/左揃え、1行・複数行 表面はモチーフ、裏面は文字情報という分け方が一般的
ロゴデータ AI/EPS/PDF(ベクター・アウトライン化) 画像のみの場合はこちらで作図します
色指定 パントン(Pantone) 印刷・入色の色合わせに使用します

名入れの位置は、表面のモチーフを避けた裏面中央を基本とし、上部・下部の指定も可能です。 位置と行数はレンダリングで確認いただいてから確定します。

名入れを支える工場データ

2010年設立

金属メダル製作15年以上の実績

広東省恵州・東莞

自社工場での一貫生産

1日30,000個以上

大量の可変データ名入れを支える生産能力

88トン

ダイカスト機(亜鉛合金385℃、最小肉厚2mm)

9工程

めっきの品質を決める工程数

3段階QC

100%合格したものだけを出荷

50カ国以上

輸出実績のある国・地域

100個から

1デザインあたりの最小ロット

認証:ISO 9001(品質マネジメント)/BSCI・Sedex(社会・環境)/Reach・RoHS(製品適合)/Disney・USJ・TUV Rheinland の監査対応。 めっきは脱蜡→超音波洗浄→アルカリ銅(約500秒)→酸性銅(20〜60分)→着色めっき→トンネル炉乾燥(100℃/40分)→喷油→下掛の9工程で施工します。

デザインデータと生産セットを保管しているため、リピート注文はセットアップ費が不要で前回と同一の仕上がりになります。 名簿が変わる場合も、同じ金型で彫刻内容だけを差し替えられます。お支払いは新規がT/T 30%+70%、継続取引はNet 30/Net 60に対応します。

用途別・名入れ内容の実例集

名入れは、何を表面に置き何を裏面に回すかで読みやすさが変わります。基本は「表面=モチーフと共通情報、 裏面=氏名などの個別情報」という分け方です。以下は用途ごとの実例です。行数と文字の高さは、 メダルのサイズから逆算してご提案します。

用途 入れる内容の例 面の分け方 推奨方式 名簿の要否 実務上の注意点
スポーツ大会(野球・サッカー) 大会名/開催年/氏名/背番号/順位 表面=モチーフと大会名、裏面=氏名と背番号 レリーフ+レーザー彫刻 必要 毎年開催なら年の文字だけを差し替え、金型はそのまま使えます
マラソン・ランニング 大会名/開催日/距離/記録(タイム)/氏名 表面=大会名と距離、裏面=記録と氏名 レーザー彫刻 必要(記録は任意) 記録は大会後に確定するため、名簿の締切を工程から逆算します
運動会・体育祭 学年/クラス/氏名/種目/順位 表面=モチーフ、裏面中央=氏名と種目 レーザー彫刻 必要 クラス単位で名簿をまとめると、梱包前の突き合わせが短時間で終わります
こども向けイベント・参加賞 氏名/参加日/メッセージ 表面=モチーフ、裏面=氏名と一言 レーザー彫刻 必要 文字は高さ1.5mm以上を確保し、読みやすさを優先します
法人表彰(永年勤続・社内表彰) 社名/部署名/氏名/表彰名/年数 表面=社章やロゴ、裏面=氏名と表彰名 レリーフ+レーザー彫刻 必要 社名と年数は金型で共通化し、氏名のみを彫刻します
記念メダル(周年・設立記念) 団体名/記念年/日付/スローガン 表面=記念の意匠、裏面=日付と団体名 レリーフ+UV印刷 不要 全員同じ内容のため、可変データの管理は発生しません
コンクール・学術表彰 大会名/部門/氏名/受賞名/日付 表面=大会名と部門、裏面=氏名と受賞名 レーザー彫刻 必要 部門ごとに名簿を分けておくと、会場での配布がスムーズです

競技別のデザインはスポーツメダル、 マラソンメダル、 運動会メダル、 野球メダル、 サッカーメダル、 こども向けメダルをご覧ください。 法人の表彰は法人向け表彰メダル、 周年や設立記念は記念メダルに実例をまとめています。

名入れでよくある失敗と回避策

名入れのトラブルの多くは、文字の寸法・書体・名簿の3点に集約されます。いずれも校了前に潰せるものですので、 下表を発注前のチェックリストとしてご活用ください。

よくある失敗 起きる原因 回避策
文字がつぶれて読めない 文字の高さが1.5mmに満たない、または線幅が下限を下回る 高さ1.5mm以上を確保。レリーフは線幅0.3mm以上・高さ0.4mm以上で設計します
明朝体のハライやウロコが消える 線の太さが不均一な書体を選んだ 線の太さが均一な書体を選び、レンダリングで最終確認します
漢字の旧字体・異体字が文字化けする 文字コードの違い、フォントにない外字 文字コードはUTF-8で提出し、旧字体・異体字・外字は校了前に確定します
誤字のまま彫刻される 名簿の表記ゆれを校了前に確認しなかった ふりがな付きの名簿で照合します。校了後の差し替えは彫刻のやり直しになるためお受けできません
氏名と現物の突き合わせができない 個包装と氏名ラベルの指定がなかった 梱包前に名簿と突き合わせ、氏名ラベルを貼付して個包装します
エナメルが文字の中まで入らない 入色域が最小値を下回っている ソフトエナメルは0.3mm以上、イミテーション硬質エナメルは0.5mm以上。足りない場合は彫刻か印刷に切り替えます
めっき後にふくれ・はがれが出る めっき前の洗浄が不足している、または塗装が乾ききっていない 脱蜡・超音波洗浄から始まる9工程を標準とし、乾燥は100℃/40分を確保します
鋳造面に水紋や気孔が出る 金型の仕上げ不足、圧力不足、排気不足 金型の仕上げと圧力・排気の条件を見直します。当社の主力は88トンのダイカスト機です
彫刻のコントラストが弱い めっき色と下地の金属色の差が小さい めっき色と下地の組み合わせをサンプル段階でご相談ください(要確認)
印刷した文字がこすれて薄くなる インク層のため摩擦で摩耗する よく手に触れる面はレーザー彫刻に切り替えます。UV印刷は段差7mm以下の面に施工します

寸法と素材の選び方はメダルの素材ガイド、 検査の考え方は3段階QCの検査基準、 めっきの工程はめっき9工程の解説、 全工程の流れはオリジナルメダルの製造工程をご覧ください。

名入れの校正・確認フローと素材別の仕上がり

彫刻の仕上がりは、確認方法と素材の組み合わせで決まります。当社は写真・動画での確認を標準としており、 95%のご注文はこの方法で確定したうえで量産に入ります。

確認方法 かかる日数 費用負担 確認できる項目 向いているケース
写真・動画での確認(標準) サンプルと同じ7〜10日でご用意 追加費用はかかりません 鋳造の仕上がり、めっき、入色、背面、彫刻の深さと位置を多角度で確認 95%のご注文はこの方法で確定します
実物サンプルでの確認 7〜10日+往復の郵送日数 国際送料はご負担いただきます 手に持った重さと質感まで確認 手持ちの実物が必須となる社内手続きがある場合

素材ごとの密度と、彫刻で現れる下地の色

レーザー彫刻はめっき層を削って下地を出すため、出てくる色は素材ごとに異なります。色を指定したい場合は 印刷やエナメル入色を組み合わせます。

素材 密度 下地の色 名入れ上の特徴
亜鉛合金(Zamak 3#/5#/7#) 6.7 g/cm³ 白〜灰色 融点385℃で流動性が高く、最小肉厚2mm・最小レリーフ0.4mmまで表現できます
真鍮 8.9 g/cm³ 黄銅色 密度が大きく砂孔が少ないため、文字のエッジが安定します
鉄 7.8 g/cm³ 灰白色 めっきを前提としたうえで選ばれる素材です
アルミ 2.7 g/cm³ 銀白色 密度が小さく軽量。陽極処理との組み合わせで選ばれます

素材の選び方はメダル素材の比較、 首にかける紐の選び方はリボン・紐の選び方、 メダルと合わせて表彰品を揃える場合はトロフィー製作もご覧ください。

エッチング・プレス刻印まで含めた名入れ方式の比較

ここでは、最小の文字の高さ・耐久性・単価の傾向・納期への影響という、発注前に比較される4つの軸で方式を並べました。 氏名のように1枚ずつ変わる内容は工具を使わないレーザー彫刻が最も適しており、全員共通の文字は金型で成形するレリーフが向きます。 下表で「要確認」としている項目は、内容と素材をお知らせいただいたうえで個別にご案内します。

方式 最小文字高の目安 耐久性 単価の傾向 納期への影響 向いている案件
レーザー彫刻 文字の高さ1.5mm以上を推奨 高い(めっき層を削って下地を出すため摩耗しない) 工具・版が不要。枚数が増えても追加費用なし 量産の最終工程。7〜15日の量産枠内で施工 氏名・背番号・順位など1枚ごとに変わる可変データ
レリーフ(金型成形) 線幅0.3mm以上、レリーフ高さ0.4mm以上 非常に高い(金属そのもので成形するため削れない) 金型代が発生。枚数が増えるほど1枚あたりの負担が小さい 金型製作が必要。サンプル7〜10日+量産7〜15日 大会名・社名・スローガンなど全員共通の文字
プレス刻印(型打ち) 要確認 高い(凹凸で表現するため削れない) 刻印用の金型・刃が必要 要確認(内容と素材をお知らせください) 真鍮・鉄などの圧延材を用いた記念メダル・コイン
エッチング(腐食彫刻) 要確認 要確認 要確認 要確認 内容と素材をお知らせいただいたうえで個別にご案内します
UV印刷 印刷解像度に依存 中(インク層のため強くこすると薄くなる) 版を作らないため版代は不要 量産枠内で施工 多色ロゴ、グラデーション、写真表現
シルク印刷 要確認 中〜高 網版代が別途かかる 網版の製作日数が加わる 平面への特色ロゴ
パッド印刷 要確認 中 製版コストは安い 製版の日数が加わる 凹凸面への小さな文字やマーク

方式ごとの詳しい比較はメダルの名入れ・刻印の方法と注意点、 版代と金型代の扱いは金型代と追加注文の仕組みをご覧ください。

名入れの技術仕様とデザイン制約

名入れできる文字の大きさは、成形と彫刻それぞれの物理的な下限で決まります。金型で文字を起こす場合は線の太さと高さが必要で、 レーザー彫刻はそれより細い線を出せます。以下は当社工場の実測値にもとづく仕様です。デザインを起こす前の目安としてご活用ください。

項目 数値・仕様 名入れへの影響
最小肉厚 2mm(亜鉛合金の圧铸下限) これより薄いと成形時に湯回りが不足します
最小レリーフ高さ 0.4mm これ以下は合金が金型の隅まで回らず、文字がつぶれます
最小線幅(レリーフ) 0.3mm レリーフで文字を成形するときの下限です
線幅(レーザー彫刻) 0.1mm以上。0.1mm未満はつぶれる 成形より細い線を出せるため、小さな文字は彫刻が向きます
推奨文字高 1.5mm以上 判読性と、エナメルを文字の中に入れる余地を確保します
入色の最小幅 ソフトエナメル0.3mm/イミテーションハードエナメル0.5mm 文字の中に色を入れる場合の下限です
UV印刷の対応落差 7mm以下 3D面に印刷できるかどうかの目安です
素材 亜鉛合金(Zamak 3#/5#/7#)、真鍮、鉄、アルミ 融点385℃で流動性が高く、細部まで再現できます
成形設備 88トンのダイカスト機 メダル製造の主力設備です
めっき 9工程(アルカリ銅約500秒、酸性銅20〜60分、乾燥100℃/40分) 彫刻で現れる下地とめっき層のコントラストを決めます
色指定 パントン(Pantone) 入色・印刷の色合わせに使用します
入稿データ AI/EPS/PDF(ベクター・アウトライン化) 画像のみの場合はこちらで作図します
最小ロット 1デザイン100個 可変データの名入れ管理は100個から対応します

亜鉛合金の圧铸についてはZamak 3#・5#・7#のダイカスト解説、 めっきの各工程はめっき9工程の解説、 入稿データの作り方は大会ロゴの入稿規定をご覧ください。

大会当日から逆算する名入れのスケジュール

名入れのあるご注文は、名簿が確定する日から逆算して段取りを組みます。標準納期は3〜4週間ですが、 名簿の校了とサンプル確認が遅れると、その分だけ全体が後ろにずれます。下表は、大会当日を起点にした標準的な逆算表です。

時期 やること この段階で決まること 注意点
8〜6週前 デザインと名入れ項目を決める 彫刻位置・書体・文字の高さ(24時間で無料デザイン) 文字の高さは1.5mm以上を確保します。足りない場合は方式を切り替えます
6〜5週前 名簿のたたき台を作る CSV/Excelの列構成(氏名・ふりがな・背番号・順位) 旧字体・外字・同姓同名の扱いをこの時点で確認します
5〜4週前 サンプルで彫刻を確認する 彫刻の深さとコントラスト(写真・動画が標準、7〜10日) 実物サンプルは往復の郵送日数が加わります
4週前 名簿を校了する 彫刻データの確定版 校了後の差し替えは彫刻のやり直しになるためお受けできません
3〜2週前 量産する 成形→めっき(9工程)→入色→1枚ずつ彫刻(7〜15日) 3段階QCを通過したものだけを次の工程に進めます
2〜1週前 名簿と照合して梱包する 個包装と氏名ラベルの貼付 クラス・部門ごとに分けると会場での配布が短時間で終わります
1週前〜当日 配送して会場で受け取る 航空/海上便での到着(3〜7日) 分割納品・会場直送は都度ご相談ください

納期の内訳はメダル納期の真実、 輸入時の通関と配送日数は中国からの輸入と通関の日数をご覧ください。 お急ぎの場合は、既存金型とUV印刷を組み合わせた特急ルートをご相談ください(量産7日+配送3〜7日)。

数量帯別の金型代・単価・納期の計画表

金型代は枚数に関わらず1デザインにつき1回発生するため、枚数が増えるほど1枚あたりの負担は小さくなります。 一方でレーザー彫刻は工具を使わないため、枚数が増えても追加の工具代は発生しません。下表は企画段階の目安です。 単価はサイズ・めっき・入色・付属品の組み合わせで変わるため、確定した金額は都度のお見積もりでご案内します(要確認)。

数量 金型代の考え方 単価の傾向 標準納期 名入れの段取り 備考
100(最小ロット) 新規の場合は金型代が発生。レーザー彫刻のみなら工具は不要 1枚あたりの金型負担が最も大きい 約3〜4週間 氏名・背番号は彫刻、共通の文字はデザイン内に配置 1デザイン100個からお受けします
300 金型代は100個のときと同額 1枚あたりの金型負担は約3分の1になる 約3〜4週間 クラス・チーム単位の名簿運用に最適 個包装と氏名ラベルの突き合わせに対応
1,000 金型代の負担はさらに小さくなる 量産の段取りが最も短くなる数量帯 約3〜4週間 名簿の桁揃えと連番管理を前提に進行 日産30,000個以上の能力内で一括生産
5,000以上 金型は当社で保管するため、再発注時の金型代は不要 大量でも工具の追加は不要 約3〜4週間(要相談) 1枚ずつ内容が違っても同じ工程で施工 分割納品・会場直送は都度ご相談ください

費用の内訳はメダル製作の費用相場、 再発注で金型代がかからない理由は金型代と追加注文の仕組みにまとめています。 100枚からの小ロットについては100枚からの工場直結生産もご覧ください。

彫刻の耐久性と屋外・長期使用での注意点

レーザー彫刻はめっき層を削って下地の金属色を出すため、文字そのものが摩耗して消えることはありません。 変化が出るとすれば、文字の周囲のめっきやインク層のほうです。使われる環境ごとの傾向をまとめました。

使われる環境 起きやすい変化 考え方
屋内での保管・展示 ほぼ変化しない レーザー彫刻はめっき層を削って下地を出すため、摩耗しません
首から下げて長時間使う 周囲のめっきに擦れが出る 彫刻面自体は摩耗しにくいですが、よく触れる面の光沢は低下します
屋外での使用・保管 めっきの変色、水分による腐食 めっきは9工程で施工しますが、屋外に常設する場合はご相談ください
直射日光が当たる場所 印刷面の退色 長期展示にはインク層を持たないレーザー彫刻が向きます
海水・プール水に触れる 腐食が進みやすい 素材とめっきの組み合わせをご相談ください(要確認)
長期保存して繰り返し手に取る 手垢によるくすみ 柔らかい布で乾拭きし、個包装のまま保管してください

めっきの各工程はめっき9工程の解説、 不良の原因と対策はメダルの不良原因と対策、 検査の考え方は3段階QCの検査基準をご覧ください。

名入れの入稿データ要件 — ファイル形式から3Dデータまで

名入れのやり直しは、ほとんどが入稿データの段階で防げます。形式・寸法・色指定・名簿の4点を先に揃えていただくと、 作図から校了までの往復が短くなります。当社はIllustrator以外の環境で作られたデータでも、こちらで作図して対応しています。

項目 要件 つまずきやすい点
対応ファイル形式 AI/EPS/PDF(ベクターデータ) 画像しかない場合は寸法を測ってこちらで作図します
文字の処理 アウトライン化(Create Outlines)済み アウトライン前のデータはフォント置換で崩れることがあります
参考画像 JPG/PNG(実寸で確認できる大きさ) 作図の下地として使い、ベクター化はこちらで行います
レリーフの線幅 0.3mm以上 0.3mm未満は金型の溝に合金が回らず、線が途切れます
レリーフの高さ 0.4mm以上 低いと文字の陰影が出ず、読めなくなります
最小肉厚 2mm 薄い部分は湯回り不足で欠肉になります
入色域の最小幅 ソフトエナメル0.3mm/イミテーションハードエナメル0.5mm/実色ガラス漆0.5mm/透明ガラス漆0.5mm 透明ガラス漆は背面に耐熱テープが必要です
色の指定 パントン(Pantone)の色番号 画面の色と焼付け後の色は異なるため、色番号での指定を推奨します
UV印刷の落差 3D面の落差7mm以下 落差が7mmを超えると印刷ヘッドが追従しません
3Dデータ STP/IGS/OBJなどの3Dデータ、または平面図と断面図 原形からの3Dスキャンが必要な場合は都度ご相談ください(要確認)
名簿データ CSV/Excel(1行を1枚に対応) 文字コードはUTF-8。校了後の差し替えはお受けできません
レイアウトの指定 文字の高さ・行数・位置(中央/上部/下部) 文字の高さは1.5mm以上を推奨します
可変項目の分け方 氏名・ふりがな・背番号・順位・記録・部署名を列で分割 列を分けておくと彫刻データへの変換がそのまま進みます

入稿データの作り方はオリジナルメダルのデザインガイド、 大会ロゴの扱いは大会ロゴをメダルに入れる方法にまとめています。 データが揃っていない段階でも、用途と枚数をお知らせいただければ形式からご相談できます。

素材のエンジニアリング比較 — 密度・融点・厚み限界と重さの目安

同じ寸法のメダルでも、素材を変えると手に持った重さが大きく変わります。重さの目安は直径50mm・厚3mmの円盤から算出した計算値で、 意匠の凹凸とリボン穴の分だけ実物は前後します。厚みの限界は、プレスで成形する場合に素材ごとに現れる上限です。

素材 密度 主な成形法 厚みの目安 重さの目安 名入れ上の特徴
亜鉛合金(Zamak 3/5/7) 6.7 g/cm³ ダイカスト(融点385℃) 最小肉厚2mm 約39g 流動性が高く、最小レリーフ0.4mmまで表現できます
真鍮 8.9 g/cm³ プレス・切削 3mmを超えるとプレスが難しい 約52g 密度が大きく砂孔が少ないため、文字のエッジが安定します
鉄 7.8 g/cm³ プレス・切削 4mmを超えるとプレスが難しい 約46g めっきを前提に選ばれる素材です
アルミ 2.7 g/cm³ プレス・切削 厚みの上限は要確認 約16g 軽量で、陽極処理との組み合わせで選ばれます
ステンレス 密度の数値は要確認 プレス 要確認 要確認 耐食性が高く、彫刻の可否は仕様により個別にご案内します

重さの感じ方は首から下げる時間にも左右されます。長時間の着用が想定される行事では軽量なアルミ、 手に持った重厚感を優先する表彰では真鍮という選び方もあります。素材の比較は メダル素材の比較、 寸法の決め方はメダルのサイズと重さの目安をご覧ください。

金型と鋳造のエンジニアリングが名入れに与える影響

文字の読みやすさは、彫刻機の性能だけで決まるわけではありません。金型の仕上げ、水口の位置、溶湯の回り方といった 成形側の条件が、文字のエッジと彫刻面の平坦さを左右します。当社は金型の設計から鋳造までを自社工場で行っているため、 文字の仕上がりを前提に条件を調整できます。

工程・設備 仕様と内容 名入れへの影響
金型の素材 金型鋼 量産を重ねても文字のエッジがだれにくくなります
金型の構成 模架・模仁・支撐柱・滑塊・頂針・入水口 頂針の数と配置が偏ると、割れの原因になります
マット面の作り方 金型鋼に放電加工を施してマット面を作ります 火花放電の微細な凹みが下地になり、彫刻のコントラストが出ます
水口の位置 円形メダルは四周に4か所の水口を配置します 湯回りが均一になり、文字の欠肉を防ぎます
成形設備 88トンのダイカスト機 メダル製造の主力設備です
溶解温度 385℃ 流動性が高く、最小肉厚2mmまで充填できます
研磨 抛边から抛面へ、湿式の環境打磨機で仕上げます 彫刻面の平坦度が出て、線の太さがそろいます
熱処理 金型の硬度と耐摩耗性を高める処理 年の違う再発注でも同じ仕上がりを保てます

鋳造の条件はZamak 3・5・7のダイカスト解説、 金型を保管して再発注に活かす方法は金型代と追加注文の仕組みをご覧ください。

裏面の設計と付属品の仕様 — めっき・リボン・ケース

名入れは裏面の設計で決まります。氏名だけを彫るのか、意匠も両面に入れるのかによって、金型の面数と位置決めの方法が変わります。 あわせて、めっきの色は彫刻で現れる下地とのコントラストを左右するため、文字の読みやすさに直結します。

裏面の仕上げと、彫る位置の考え方

裏面の仕上げ 内容 向いているケース
フラット(鏡面またはマット) そのまま彫刻します 氏名のみを入れる場合に最も一般的です
彫刻用の段差つき 彫る位置に浅い凹みを設計します 大量の名簿を処理する場合に位置が安定します
両面レリーフ 表と裏の両方に金型を起こします 金型が2面分必要になるため、事前にお見積もりします
連番のみ 工具を使わないレーザー彫刻 背番号や通し番号を1枚ずつ変える場合に向きます

めっきの区分と、彫刻文字のコントラスト

区分 代表的な色 彫刻文字との関係
鏡面めっき 仿金、ニッケル、赤銅、ローズゴールド、クローム、黒ニッケル、白K 光沢が強く、彫刻で現れる下地との差がはっきり出ます
霧面めっき 霧金、霧ニッケル、霧赤銅、霧ローズゴールド 霧面めっきは反射が抑えられ細い文字が読みやすい仕上がりになります
古色(電着・ロールめっき) 古青銅、古錫、古赤銅、マットブラック 下地との差が小さくなるため、サンプル段階での確認を推奨します
特殊仕上げ 真空めっきの七彩色、2色めっき(仿金とニッケル) 彫刻の位置によって見え方が変わるため、配置を先に決めます

リボン・接続金具・ケースの標準仕様

付属品 標準仕様 名入れ・梱包との関係
リボン(熱転写織帯) 860〜900×20〜30mm。こども向けは800×20mm 大会名や開催年を織り込みます。メダルの穴幅に合わせて選びます
紐・チェーン ナイロン、リボン、皮紐、蜡紐、珠鏈 首にかける時間が長い行事では幅と素材をご相談ください
接続金具 朱胆扣、狗扣、単圈 取り付け向きを指定すると会場での準備が速くなります
マグネット 円形で直径2〜20mm 保管や展示に使うオプションです
個包装 PP袋、OPP袋、ジッパー袋、绒布袋 氏名ラベルを貼って1枚ずつ個包装します
ケース・展示 紙箱、绒布盒、アクリル盒、吸塑盒、スタンド、フレーム 長期の展示にはインク層を持たないレーザー彫刻が向きます

めっきの工程はめっき9工程の解説、 入色の選び方はソフトとハードエナメルの違い、 紐の選び方はリボン・紐の選び方をご覧ください。 付属品の組み合わせで総額が変わるため、確定した金額は数量の段階ごとにお見積もりでご案内します。

用途別シーンから見た名入れの設計

同じ名入れでも、行事の性格によって共通で成形する文字と、1枚ずつ彫る文字の分け方が変わります。 分け方を先に決めておくと、金型に逃がす文字が確定し、量産の段取りも組みやすくなります。

駅伝・ロードレース

区間賞と総合で文言を分けます。区間名は金型で共通化し、氏名と記録だけを彫刻すると1枚あたりの負担が下がります。

ゴルフコンペ

大会名と開催年を表面、氏名とスコアを裏面に回す構成が一般的です。参加人数が読めない場合は名簿の締切を先に決めます。

水泳・武道の大会

種目と級・段を彫刻します。水に触れる機会が多いため、めっきと素材の組み合わせを事前にご相談ください。

卓球・バドミントン・テニス

団体戦では所属と氏名を並べます。部門ごとに名簿を分けておくと、会場での配布が短時間で終わります。

卒園・卒業記念

全員同じ文言に氏名を添える形が中心です。記念の意匠はレリーフ、氏名はレーザー彫刻の組み合わせが向きます。

写真入りメダル

写真や記念の図版はUV印刷、その下に氏名を彫刻します。印刷面と彫刻面の段差は7mm以下に収めます。

競技別の実例はスポーツメダル、 マラソンメダル、 運動会メダル、 サッカーメダル、 写真を活かす場合は写真入りメダルの作り方もご覧ください。

3段階QCと生産体制 — 各工程で何を検査しているか

名入れは量産の最終工程にあたるため、やり直しが効きません。当社は成形・表面処理・名入れの各段階で検査を挟み、 前の段階で不合格になったものを次に流さない運用を取っています。名簿との突き合わせは梱包前に行い、氏名ラベルを貼って個包装します。

段階 タイミング 検査する項目 見つかった場合の扱い
第1段階 成形と研磨の直後 欠肉、水紋、気孔、割れ、鋭角の未充填 金型の仕上げと、圧力・排気の条件を見直して再成形します
第2段階 めっき・入色・印刷の後 ふくれ、はがれ、色ムラ、インクの擦れ 洗浄と乾燥を見直します。焼付は100℃/60分で完全硬化させます
第3段階 名入れ後・梱包前 文字の欠け、誤字、位置ずれ、名簿との突き合わせ 第3段階は名入れ後・梱包前に名簿と全数照合し、氏名ラベルを貼って個包装します
出荷判定 全数 外観、寸法、付属品の取り付け 100%合格したものだけを出荷します
1日30,000個以上

自社工場の生産能力

7〜15日

量産の標準日数

7〜10日

サンプルの標準日数

24時間以内

無料デザインの出図

100個から

1デザインあたりの最小ロット

50カ国以上

輸出実績のある国・地域

2010年の設立以来、広東省恵州の自社工場で一貫生産を続けています(事務所は東莞)。品質マネジメントはISO 9001、 社会・環境はBSCIとSedex、製品はReachとRoHSに適合し、Disney・USJ・TUV Rheinlandの監査にも対応しています。 検査の考え方は3段階QCの検査基準、 不良の原因と対策はメダルの不良原因と対策をご覧ください。

名入れメダルのよくある質問

名入れは1枚ずつ違う内容でも対応できますか?

できます。レーザー彫刻は工具を使わないため、1枚ずつ氏名や背番号が違っても追加の金型代はかかりません。CSVやExcelで名簿をお送りいただければ、梱包前に突き合わせて確認します。100枚以上のご発注であれば、1枚ごとの内容が異なっても同じ納期でお受けします。

彫刻と印刷はどちらが良いですか?

用途で選びます。長く残したい文字はレーザー彫刻、多色のロゴや細かなグラデーションは印刷が向いています。レーザー彫刻は金属を削って下地を出すため色は単色ですが、摩耗しません。印刷は色数が出せる一方、強くこすると経年で薄くなります。

文字の最小サイズはどのくらいですか?

判読の目安として文字の高さ1.5mm以上を推奨します。それ以下ではエナメルがきれいに入らず、レーザー彫刻でも線がつぶれます。極小の文字を入れたい場合は、UVプリントやレーザー彫刻に切り替えることで再現できる場合があります。

日本語の漢字やひらがなも彫刻できますか?

できます。氏名・会社名・大会名など、日本語の文字入れは当社工場で多く対応しています。フォントは指定いただけますが、レリーフ(金型)で漢字を表現する場合は線の太さが必要になるため、事前にレンダリングで確認いただきます。

裏面に入れられる内容は何ですか?

氏名、開催日、大会名、順位、記録、会社名、メッセージなどです。表面はデザインのモチーフ、裏面は文字情報という分け方が最も一般的です。両面にデザインを入れる場合は、金型を2面分作るため事前にお見積もりします。

名入れだけを後から追加できますか?

既に納品済みのメダルへの追加彫刻は、在庫をお預かりする必要があるため、基本的にはお受けしていません。初回の発注時に名入れを確定することをおすすめします。金型は当社で保管しているため、同じデザインでの再発注は名入れ込みでお作りできます。

ソフトエナメルとイミテーションハードエナメルはどう違いますか?

ソフトエナメルは線幅0.3mm以上で入り、柔らかな質感と低コストが特徴です。イミテーションハードエナメルは0.5mm以上が必要ですが、表面を研磨するため宝石のような平滑さと光沢が出ます。名入れの文字を引き立てたいときはハード系が向いています。

名入れの枚数が多いほど単価は下がりますか?

1デザイン100個からのお受けで、数量が増えるほど1枚あたりの金型費の負担が小さくなります。レーザー彫刻は枚数が増えても工具の追加は不要です。具体的な数量割引はお問い合わせください。

名入れの位置は指定できますか?

指定できます。表面はデザインのモチーフ、裏面は文字情報という分け方が最も一般的です。中央・上部・下部などの位置を、レンダリングで確認いただいてから確定します。

会社のロゴと社名を両方入れられますか?

入れられます。ロゴはレリーフまたはUVプリント、社名はレーザー彫刻という組み合わせが多く選ばれます。多色のロゴはエナメル入色かUVプリントで表現します。

名簿はどの形式で送ればよいですか?

CSVまたはExcelでお送りください。1行を1枚に対応させ、氏名・背番号・順位・部署名などを列で分けていただくと、そのまま彫刻データに変換できます。文字化けを防ぐため文字コードはUTF-8を推奨します。校了後の名簿の差し替えはできませんので、確定版をお送りください。

5,000枚などの大量注文でも1枚ずつ違う名前を入れられますか?

入れられます。レーザー彫刻は工具を使わないため、枚数が増えても工具の追加はなく、1枚ごとに内容が違っても同じ工程で施工できます。当社工場の生産能力は1日30,000個以上です。会場への分割納品については都度ご相談ください。

前回と同じデザインで、名入れだけを差し替えて追加注文できますか?

できます。当社はデザインデータと生産セットを保管しているため、リピート注文はセットアップ費が不要で、前回と同一の仕上がりになります。氏名が変わる場合も、新しい名簿をお送りいただければ同じ金型で彫刻内容だけを差し替えます。

名入れ方式によって版代や網版代はかかりますか?

レーザー彫刻は工具を使わないため版代はかかりません。シルク印刷は網版代、オフセット(柯印)は版代が別途かかります。パッド印刷は製版コストが安い方式ですが、大面积には向きません。共通の文字を金型で成形するレリーフの場合は、金型を新しく作る際に金型代が発生します。

彫刻した文字の色は指定できますか?

レーザー彫刻はめっき層を削って下地の金属色を出すため、色の指定はできず単色になります。下地の色は素材によって異なり、亜鉛合金は白〜灰色、真鍮は黄銅色、鉄は灰白色、アルミは銀白色です。色を指定したい場合は、UVプリント(四色)やエナメル入色(パントン指定)を組み合わせて表現します。

リボンやケースにも名入れできますか?

メダル本体への名入れが前提となります。リボンは熱転写織帯で製作し、標準的なサイズは860〜900×20〜30mm、こども向けは800×20mmです。リボンやケースへの名入れに対応できる範囲は仕様によって変わるため、都度ご相談ください(要確認)。

彫刻した文字は屋外で使っても読めなくなりませんか?

レーザー彫刻はめっき層を削って下地の金属を出すため、文字そのものが摩耗して消えることはありません。一方、屋外での常設や、海水・プール水に触れる用途では周囲のめっきが変色したり腐食が進んだりします。屋外で使う予定がある場合は、素材とめっきの組み合わせを事前にご相談ください。長期の展示では、インク層を持つ印刷よりもレーザー彫刻が向いています。

名簿の確定後に参加者が増えた場合、端数だけ追加できますか?

金型とデザインデータは当社で保管しているため、同一デザインでの追加生産は可能です。レーザー彫刻は工具を使わないため、追加分の氏名だけを彫刻して足すことができます。ただし量産の段取り上、まとまった枚数でお受けするほうが単価と納期の両面で有利です。追加の最小枚数と費用は、その時点の生産状況によって変わるため都度ご案内します(要確認)。

実物のサンプルで彫刻を確認できますか?費用と日数はどのくらいですか?

写真・動画での確認が標準で、追加費用はかからず7〜10日でご用意します。95%のご注文はこの方法で確定しています。実物サンプルも7〜10日でお作りできますが、国際送料はご負担いただき、往復の郵送日数が全体の納期に加わります。社内手続きで手持ちの実物が必須となる場合のみ、実物サンプルをお選びください。

支払い条件と、サンプル確認から量産までの流れを教えてください。

新規のお取引はT/T 30%+70%、継続してお取引いただいている場合はNet 30/Net 60に対応します。流れは、24時間以内の見積もりと無料デザイン、7〜10日のサンプル確認、校了後の7〜15日の量産です。 名入れは量産の最終工程で1枚ずつ施工し、3段階QCを経て100%合格したものだけを出荷します。校了後の名簿の差し替えはできませんので、確定版をお送りください。

Illustratorを持っていなくても入稿できますか?

できます。ベクターデータはAI/EPS/PDFのいずれかでお送りいただければ結構です。手元にロゴの画像しかない場合も、寸法と色をお知らせいただければこちらで作図します。文字はアウトライン化していただくと、フォントの置換による崩れを防げます。作図は無料で、24時間以内にレンダリングをお送りします。

素材を変えるとメダルの重さはどのくらい変わりますか?

直径50mm・厚3mmの円盤で計算した重さの目安は、亜鉛合金が約39g、真鍮が約52g、鉄が約46g、アルミが約16gです。密度は亜鉛合金6.7、真鍮8.9、鉄7.8、アルミ2.7(単位はg/cm³)で、同じ寸法でも素材を変えると手に持った重さが大きく変わります。実際の重さは意匠の凹凸とリボン穴の分だけ前後しますので、確定値はお見積もりの段階でご案内します。

めっきの色によって彫刻した文字の見え方は変わりますか?

変わります。レーザー彫刻はめっき層を削って下地の金属色を出すため、めっきと下地の差がそのままコントラストになります。鏡面めっきは差がはっきり出ますが、古色系は下地との差が小さくなる傾向があります。細い文字を読みやすくしたい場合は、反射を抑えた霧面めっきが向きます。組み合わせはサンプルの段階でご相談ください。

3段階QCでは、具体的にどこを検査していますか?

第1段階は成形と研磨の直後で、欠肉・水紋・気孔・割れ・鋭角の未充填を見ます。第2段階はめっき・入色・印刷の後で、ふくれ・はがれ・色ムラ・インクの擦れを確認します。第3段階は名入れ後で、文字の欠け・誤字・位置ずれと、名簿との突き合わせを行います。いずれも合格したものだけを次の工程に進め、最後に外観・寸法・付属品の取り付けを全数確認して出荷します。

名入れのご相談はこちら

入れたい文字、枚数、名簿の有無、ロゴデータの形式をお知らせください。24時間以内に無料デザインと、 可変データを含めたお見積もりをお送りします。100枚からお受けします。

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名入れを検討している方への関連リソース

名入れのご相談で多くいただく質問を、テーマごとに整理したページへつなげています。入稿データの作り方から、 入色とめっきの選び方、付属品の仕様、行事別の設計例までを順にご確認ください。

入稿データの正しい作り方

ベクターデータの作り方と、画像から作図する場合の進め方を解説します。

ソフトとハードエナメルの違い

入色の最小幅と仕上がりの差を、名入れの文字を基準に比較します。

メダル用リボンの選び方

熱転写織帯のサイズと、メダルへの取り付け方をまとめました。

リボンと紐の比較

素材・幅・長さ・印刷の違いを用途別に整理しています。

こども向けメダル

参加賞に名前を入れる場合の文字の高さとレイアウトの考え方。

卒園・卒業記念メダルの設計

同じ意匠に氏名を添える設計と、名簿の作り方を解説します。

野球メダルの製作

背番号と氏名を並べる裏面のレイアウト例をまとめています。

トロフィー製作

メダルと同じ意匠で表彰品を揃える組み合わせをご紹介します。

ピンバッジ製作

記念品としてメダルと同時に手配する場合の段取りを解説します。

枚数・名簿の有無・ロゴデータの形式をお知らせいただければ、数量の段階ごとに御見積をご案内します。 単価はサイズ・めっき・入色・付属品の組み合わせで変わるため、お問い合わせフォームからご相談ください(要問合せ)。