⚡ デザイン無料・24時間対応 · 製造7-15日 · 品質検査100% · 最小ロット100個 · 2010年創業・50カ国以上へ納品

メダルの素材ガイド — 亜鉛合金・真鍮・鉄・アクリル

亜鉛合金、真鍮、鉄、アクリル。素材ごとにコスト・手触り・細部の再現度は異なります。 このガイドでは、オリジナルメダルの案件ごとに最適な素材の選び方を解説します。

メダルの4大素材

01

亜鉛合金(ザマック)

最も汎用性が高く、約90%の案件で推奨。385°Cで溶かして複雑な金型に充填し、3Dの細部を鮮明に再現します。金・銀・ニッケルなどあらゆるメッキとエナメルに対応。中程度の重さで本物の金属感があります。

02

真鍮

亜鉛より20-40%高価ですが、重厚で高級感のある手触り。ミリタリーコイン、記念メダル、高級賞品に最適です。深彫り彫刻やアンティーク仕上げに強いのが特徴。

03

鉄

大量の2Dデザインで最も経済的な選択肢。亜鉛より細部の再現は劣りますが、予算重視で平面デザインの場合に最適です。

04

アクリル

モダンで軽量。レーザーカット+フルカラーUV印刷で、写真画質の色を低コスト・最小重量で実現。レースやイベント向けです。

案件別の素材の選び方

案件推奨素材理由
3Dスポーツメダル亜鉛合金3Dの細部+金属メッキ
ミリタリー/高級品真鍮重厚で高級感、深彫り彫刻
経済的な2Dメダル鉄大量生産で最大のコスト削減
カラフルなレース/イベントアクリル写真画質、軽量で低価格
企業表彰亜鉛+ハードエナメル宝石のような高級仕上げ

素材別の工法と再現できる細部

素材によって、使える工法と再現できる細部の細かさが変わります。デザインの解像度を左右する数値をまとめました。

素材 主な工法 再現できる細部 備考
亜鉛合金(Zamak) ダイカスト(金型成形) 最小レリーフ高0.4mm、最小線幅0.3mm 融点385°C。3Dレリーフに対応
真鍮 ダイカスト/鍛造 深い彫刻に強い 重厚。金型が必要
鉄 プレス(打ち抜き) ほぼ平面 大量の2Dデザインで経済的
アクリル レーザーカット+UV印刷 フルカラーの写真表現 軽量。少量から作りやすい

亜鉛合金のグレードの違いは亜鉛合金(Zamak)のダイカスト、 エナメルの種類は七宝エナメルの種類をご覧ください。

素材別の最小ロットと向いている用途

素材 最小ロットの考え方 向いている用途
亜鉛合金(Zamak) 金型が必要。1デザイン100個から スポーツ大会・記念メダル全般
真鍮 金型が必要 高級記念品、ミリタリーコイン
鉄 金型が必要。大量生産向き 予算重視の平面的なメダル
アクリル 少量から作りやすい レース、イベント、試作

亜鉛合金・真鍮・鉄の比較はメダル素材の比較、 アクリルと木製の比較はアクリル・木製の比較に詳しくまとめています。 金型の保管と再注文は金型代と追加注文をご覧ください。

恵州の自社工場で一貫生産

15年以上

金属メダル製作の実績

1日30,000個以上

自社工場の生産能力

50カ国以上

これまでに納品した国・地域

100個から

1デザインあたりの最小ロット

385°C

亜鉛合金(Zamak)の溶解温度

9工程

めっきの品質を決める工程数

品質マネジメントはISO 9001、社会・環境はBSCI・Sedex、製品はReach・RoHSに適合し、Disneyの監査にも対応しています。 製造の流れはメダルの製造工程でご案内しています。

素材についてのよくある質問

最も耐久性の高い素材は?

真鍮が最も耐久性が高く耐食性に優れ、次いでニッケルメッキを施した亜鉛合金が続きます。アクリルは屋内では丈夫ですが傷がつきやすい面があります。

亜鉛合金は安っぽく感じますか?

いいえ。金またはニッケルメッキ+ハードエナメルの亜鉛合金(ザマック)は本物の金属らしい重みと質感があり、多くの方には真鍮と区別がつきません。

素材を組み合わせられますか?

はい。例えば木製台座に亜鉛合金のフィギュア、亜鉛合金の枠にアクリルのインサートなど。コストを抑えつつ高級感を出す方法です。

私の案件にはどの素材が良いですか?

詳細をお問い合わせページからお送りください。実物サンプルと比較見積もり付きで最適な素材を無料でご提案します。

Zamak 3・5・7はどう違いますか?

亜鉛合金にはZamak 3・5・7などの種類があります。流動性や強度、めっきののりが微妙に異なるため、細かいレリーフを多用するデザインか、強度を優先するかで選びます。最適なグレードはデザインを見てご提案します。

最小ロットは素材で変わりますか?

亜鉛合金と真鍮は金型が必要なため、1デザイン100個からを基本としています。アクリルはレーザーカットで少量から作りやすく、試作や小規模イベントに向いています。

素材ごとに納期は変わりますか?

デザインは24時間、サンプルは7〜10日、量産は7〜15日が標準です。金型を新規に作る場合は標準3〜4週間を見てください。既存の金型がある場合は、量産7日でのご案内が可能です。

金属アレルギーが心配です。素材は選べますか?

めっきの種類で調整できます。ニッケルを避けたい場合はニッケルフリーの仕上げをご相談ください。エナメルは重金属規制に適合した塗料を使用しています。

ダイキャスト(鋳造)とプレス(圧縮成型)は、どう選べばよいですか?

立体表現や細部の再現を優先するならダイキャスト(鋳造)です。亜鉛合金を385℃で溶かし、88トンのダイカスト機で金型に射出するため、最小レリーフ0.4mm・最小線幅0.3mm・最小肉厚2mmまで表現できます。平面的な2Dデザインを大量に作る場合はプレスが経済的です。形の作り方はメダルのデザインガイドもご参照ください。

入稿データはどの形式で送ればよいですか?

Adobe Illustrator(AI)のデータを推奨しています。Photoshop(PS)・CorelDRAW(CDR)にも対応します。色はPantone(パントン)の色番号でご指定いただくと、ロット間の色差を抑えられます。文字はアウトライン化してご入稿ください。3Dレリーフは3D図面から刻模・製模・熱処理と進めて金型を起こします。デザインは無料で作成し、24時間で図面をご提示、修正回数は無制限です。

メッキの色は何種類から選べますか?

鏡面(ゴールド・ニッケル・銅・ローズゴールド・クローム・黒ニッケル・白K)、マット(マットゴールド・マットニッケル・マットカッパーなど)、アンティーク(古金・古錫・古銅・マットブラック)、そして真空メッキの七彩色や二色メッキから選べます。当社のめっきは全9工程で管理し、下地のアルカリ銅めっきに約500秒をかけて密着性を確保します。金・銅は封油で酸化を防ぎます。

100個から5,000個まで、数量によって何が変わりますか?

1デザイン100個から承ります。数量が増えるほど金型代の負担が1個あたりに分散し、量産ラインの段取り効率も上がります。標準はデザイン24時間、サンプル7〜10日、量産7〜15日で、自社工場は1日30,000個以上の生産能力があります。 数量帯ごとの考え方はメダル製作の費用相場もご参照ください。

同じデザインで素材の異なるメダルを混ぜて発注できますか?

はい。例えば上位入賞者は真鍮、参加者は亜鉛合金といった組み合わせも承ります。金型・めっき・入色の条件を仕様書で揃えたうえで、素材ごとに数量と単価を個別に見積もります。いずれの素材も1デザイン100個から対応可能です。見分けやすいよう裏面の刻印や仕上げを変える方法もご提案できます。

発注前に実物サンプルで重さと質感を確認できますか?

はい。デザイン画は24時間でご提示し、実物サンプルは7〜10日でお作りします。修正回数は無制限です。複数素材のサンプルを並べて手に取った重さと仕上げを比べ、比較見積もりとあわせてご確認いただけます。

鉄や真鍮のメダルは錆びたり変色したりしませんか?

鉄は錆びやすいため電気めっきを前提とし、真鍮は金・銅と同様に封油で酸化を抑えます。亜鉛合金は耐食性に優れ、下地のアルカリ銅めっきに約500秒をかけて密着性を確保し、トンネル炉で100℃・40分乾燥させます。保管は湿度の低い場所で、個別包装(PP袋・OPP袋)のまま直射日光を避けてください。

環境規制への対応や材質の証明書は発行してもらえますか?

Reach・RoHS に適合した材料と塗料を使用しています。工場は ISO 9001 に加え、BSCI・Sedex の社会的責任監査、Disney FAMA・USJ のブランド監査、TUV Rheinland の認証に対応しています。証明書の発行範囲は案件ごとに異なりますので、必要な書類をお問い合わせ時にお知らせください。

素材の無料相談

どの素材が最適か迷っていますか? 実物サンプルと比較見積もり付きで無料相談を承ります。

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素材のエンジニアリング比較(密度・寸法制限から選ぶ)

「重厚感」「高級感」といった言葉だけでなく、密度や成形できる寸法といった数値で素材を比べると、デザインの実現可否とコストの両方が読みやすくなります。 数値は自社工場の製造条件に基づく目安です。

素材 密度 主な成形法 寸法・細部の目安 耐食性と仕上げ 単価の目安 向いている用途
亜鉛合金(Zamak 3・5・7) 6.7 g/cm³ ダイカスト(88トン機・385℃) 最小肉厚2mm/最小レリーフ0.4mm/最小線幅0.3mm 耐食性に優れ、メッキとエナメルに幅広く対応 比較の基準となる価格帯 スポーツ・記念・企業表彰のほぼ全般
真鍮 8.9 g/cm³ プレス(打抜き) 厚み3mmを超えると成形が難しい 密度が高く重厚。アンティーク仕上げに強い 亜鉛合金より高価 高級記念品、ミリタリーコイン
鉄 7.8 g/cm³ プレス(打抜き) 厚み4mmを超えると成形が難しい 錆びやすいためメッキ処理が前提 真鍮より安価 予算を優先する平面的なメダル
ステンレス ー プレス ー 耐食性が強い 個別見積もり 屋外イベント、長期保存する記念品
アクリル ー レーザーカット+UV印刷 ー フルカラー印刷に対応 品目とサービスの組み合わせでご案内 レース、イベント、試作

密度が大きい素材ほど同サイズで重く、手に取ったときの存在感が増します。重さと寸法の関係はメダルのサイズと重さもご参照ください。

ダイキャスト(鋳造)とプレス(圧縮成型)の選び方

同じ金属メダルでも、溶かした金属を金型に流し込む鋳造と、金属の板を金型で打ち抜くプレスでは、表現できる立体感が大きく変わります。 デザインの方向性で工法を決めるのが、コストと仕上がりを両立させる近道です。

比較項目 ダイキャスト(鋳造) プレス(圧縮成型)
立体表現 3Dレリーフや複雑な形状に対応。385℃の亜鉛合金を88トンのダイカスト機で金型に射出 ほぼ平面の2Dデザインに向く
最小肉厚 2mm 素材ごとに条件が異なる。真鍮は3mm超、鉄は4mm超の厚みは成形が難しい
最小レリーフ高 0.4mm ー
最小線幅 0.3mm ー
金型 3D図面から刻模・製模・熱処理を行い金型鋼で製作 打抜き用の金型を製作
単価 形状の複雑さで変動するため個別見積もり 大量の2Dデザインで有利
標準納期 デザイン24時間/サンプル7〜10日/量産7〜15日 同上。デザイン確定後の日程をご案内
向いている案件 スポーツメダル、記念メダル、企業表彰 予算を優先する平面デザインの大量ロット

円形のメダルでは、溶けた金属を流し込む水口を周囲へ均等に4か所設けます。水口の跡は仕上げ工程で処理するため、デザイン面の見え方には影響しません。 鋳造の条件は亜鉛合金(Zamak)のダイカストで詳しく解説しています。

めっきと表面処理の標準規格

メダルの品位はめっきで決まります。当社では前処理から仕上げまで全9工程で管理し、下地のアルカリ銅めっきに約500秒をかけて密着性を確保しています。 下表は主要な工程です。

工程 内容 条件
1 脱脂(ワックス・油分の除去) ー
2 超音波洗浄 ー
3 アルカリ銅めっき(下地) 約500秒
4 酸性銅めっき(光沢出し) 20〜60分
5 着色めっき(金・ニッケルなど) 色により変動
6 乾燥(トンネル炉) 100℃・40分
7 封油(金・銅の酸化防止) ー
8 取り外し・検品 ー

鏡面めっき

ゴールド、ニッケル、銅、ローズゴールド、クローム、黒ニッケル、白K。光沢のある仕上げ。

マットめっき

マットゴールド、マットニッケル、マットカッパー、マットローズゴールド。落ち着いた光沢。

アンティーク仕上げ

古金、古錫、古銅、マットブラック。凹部に色を残し彫刻を際立たせる。

特殊めっき

真空メッキによる七彩色、二色メッキ(ゴールドとニッケルの組み合わせが代表的)。

入色(エナメル)の最小幅と焼付条件

入色の種類 最小入色幅 仕上がり 焼付条件
ソフトエナメル(烤漆) 0.3mm 烤乾後に凹み、金属の線が際立つ 60〜70℃で60〜90分、その後100℃で60分
イミテーション・ハードエナメル 0.5mm 表面が平滑で陶器のような質感 ー
実色ガラス漆 0.5mm ガラスのような光沢 ー

めっきの工程はメダルのめっき9工程、 入色の種類は七宝エナメルの種類でそれぞれ詳しくご紹介しています。

入稿データの要件

量産のスピードと仕上がりの正確さは、入稿データの整い方で大きく変わります。以下の要件を満たしてご入稿いただくと、金型のやり直しを避けられます。

項目 要件 注意点
対応形式 Adobe Illustrator(AI)を推奨。Photoshop(PS)・CorelDRAW(CDR)にも対応 ラスタ画像のみの場合は、別途ご相談ください
カラー指定 Pantone(パントン)の色番号でご指定 画面の色と実物の色は異なるため、色番号指定が確実です
文字処理 フォントはアウトライン化してご入稿 環境によるフォントの置き換えを防ぎます
可変データ レーザー刻印で連番や氏名の個別入れに対応 対象の一覧データをあわせてご支給ください
3Dレリーフ 3D図面から刻模・製模・熱処理を行い金型を製作 最小レリーフ0.4mm/最小線幅0.3mm/最小肉厚2mmが目安
デザイン支援 無料でデザインを作成。24時間で図面をご提示、修正回数は無制限 ラフ画や手描きのイメージからでもご相談いただけます

データの作り方は大会ロゴの入稿データに具体的な手順をまとめています。

数量 × 金型 × 単価 × 納期の計画

発注数量は単価だけでなく、金型を新規に作るかどうか、量産ラインをどう組むかにも影響します。 大会日程から逆算した計画を立てるための考え方をまとめました。

数量帯 金型 単価の考え方 標準納期 向いている案件
100個(最小ロット) 新規製作 金型代を100個で分担するため、1個あたりは最も高くなる デザイン24時間/サンプル7〜10日/量産7〜15日 小規模な大会、試作ロット
300個 新規製作 100個に比べ、1個あたりの金型負担が軽くなる 同上 クラブチーム、学校行事
1,000個 新規製作 量産効果が出始める帯 同上 マラソン大会、地域大会
5,000個 新規製作 量産ラインを専用に組み、最も効率が良い 同上。日程は個別にご相談 全国大会、シリーズ大会
再発注(同一デザイン) 保管している金型を再利用できるか個別にご確認 金型を新規に作らない分、立ち上がりが早い 数量によりご案内 追加表彰、次回大会の追加手配

金型の扱いと追加注文は金型代と追加注文、 費用の内訳はメダル製作の費用相場、 納期の考え方は納期の真実をご覧ください。

用途別のシーン

マラソン・ランニング大会

完走の証として長く手元に残る一枚。3Dレリーフと二色メッキで大会の象徴を表現します。

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球技・部活の大会

競技ごとの躍動感を立体で表現。チームカラーはPantone指定で揃えられます。

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企業の表彰・周年記念

創立記念や永年勤続に。亜鉛合金+ハードエナメルで宝石のような品位に仕上げます。

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学校・運動会

子どもが首から下げても負担にならない重さと、名前入れの可変データ対応が選ばれています。

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記念事業・自治体

長期間の保存を前提に、耐食性と仕上げの安定性を重視した素材構成をご提案します。

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表彰楯・トロフィー

金属メダルと組み合わせて、表彰の場にふさわしい一式としてお納めします。

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品質管理と認証体制

3段階QC

鋳造・表面処理・梱包の各段階で検査

88トン

メダル生産の主力ダイカスト機

2010年創業

恵州の自社工場で一貫生産

ISO 9001

品質マネジメントシステム

BSCI・Sedex

社会的責任と環境の監査に対応

Reach・RoHS

化学物質規制への適合

鋳造・めっき・入色の各段階で不良の発生要因を管理し、検品を経てお届けします。 検品の基準は3段階QCの検品基準、 よくある不良と対策はメダルの不良原因と対策にまとめています。

重さの早見表(直径 × 厚み × 素材の相対重量)

同じ直径と厚みでも、素材の密度が違えば手に取った重さは大きく変わります。下表は、亜鉛合金で直径50mm・厚み3mmを作った場合を1.00とした相対指数です。 実測値ではなく、サイズと素材を決める段階での目安としてお使いください。相対重量の順は「アルミ < 亜鉛合金 < 鉄 < 真鍮」で、この順序は直径や厚みを変えても変わりません。

直径 × 厚み アルミ(2.7 g/cm³) 亜鉛合金(6.7 g/cm³) 鉄(7.8 g/cm³) 真鍮(8.9 g/cm³) 向いている使い方
50mm × 3mm 0.40 1.00 1.16 1.33 軽さを優先する参加賞、子ども向け
60mm × 3mm 0.58 1.44 1.68 1.91 標準的な大会メダル
60mm × 4mm 0.77 1.92 2.23 2.55 存在感を出した完走メダル
70mm × 4mm 1.05 2.61 3.04 3.47 表彰式で映える大口径
70mm × 5mm 1.32 3.27 3.81 4.34 記念性の高いメダル
80mm × 5mm 1.72 4.27 4.97 5.67 記念品・展示用の大型

首から下げる時間が長いほど、重さは体感の負担になります。子どもが使うメダルではアルミや薄めの亜鉛合金を選び、重厚感を価値にする記念品では真鍮を選ぶ、という振り分けが実用的です。 実際の重さは抜き穴・リボン穴・裏面の彫り込みで変わるため、確定値はサンプルでご確認ください。

素材と表面処理の相性

「この色にしたい」を実現できるかは、素材と表面処理の相性で決まります。素材ごとに選びやすい仕上げを一覧にしました。 記号は ◎=最も適する、○=対応可、△=仕様を確認のうえ個別にご相談、−=通常は選択しない、を意味します。

素材 電気めっき 電着塗装 吹付塗装 軟質エナメル(烤漆) イミテーション硬質・ガラスエナメル 陽極酸化 仕上がりの傾向
亜鉛合金(Zamak 3・5・7) ◎ ○ ○ ○(最小入色幅0.3mm) ○(最小入色幅0.5mm) − 鏡面・マット・アンティーク、二色メッキまで幅広い
真鍮 ○ △ △ ○ ○ − 古金・古銅などアンティーク仕上げに強い
鉄 ○(錆対策として前提) △ ○ ○ △ − マット調や着色塗装との相性が良い
アルミ △ △ ○ − − ◎ 陽極酸化の皮膜で色を安定させる
ステンレス ○ − − − − − 地金の色を活かす屋外向けの仕上げ

めっきは下地のアルカリ銅めっきに約500秒、酸性銅めっきに20〜60分をかけてから着色し、トンネル炉で100℃・40分乾燥させます。 入色の種類と最小幅は七宝エナメルの種類、 ソフトとハードの違いはソフトエナメルとハードエナメルの比較で詳しく解説しています。

素材別の価格レンジ(相対関係)

素材による単価の並びは「アルミ < 鉄 < 亜鉛合金 < 真鍮」です。下表は実価格ではなく相対的な位置づけと、その位置を動かす要因をまとめたものです。 正確な金額は数量・サイズ・仕上げを伺ったうえで個別に見積もります。

素材 相対レンジ 単価を動かす主な要因 予算の組み立て方
アルミ 最も抑えやすい帯 レーザーカットの面積、UV印刷の範囲、厚み フルカラーで数を集める案件に向く
鉄 亜鉛合金より抑えやすい帯 厚みは4mmを超えるとプレス成形が難しい、めっきは必須 平面的なデザインの大量ロットで有利
亜鉛合金(Zamak) 比較の基準となる帯 金型の新規製作、数量、めっきと入色の工程数 100個から5,000個まで最も選ばれる
真鍮 最も高価な帯 密度8.9 g/cm³で体積あたりの材料量が多い、深い彫刻の工程 高級記念品・ミリタリーコインで価値を出す
ステンレス 個別見積もり 形状と仕上げの組み合わせ 屋外設置や長期保存を前提にした案件

同じ素材でも、数量が増えるほど金型代が1個あたりに分散し、めっきと入色の工程数が増えるほど単価は上がります。 お支払いは T/T で前払30%・残り70%を基本とし、継続してお取引いただいているお客様には Net 30/60 もご相談いただけます。 費用の内訳はメダル製作の費用相場をご参照ください。

錆・変色の起き方と保管条件

金属メダルの劣化は、素材ごとに起き方が異なります。製造側の予防と、お手元での保管条件を組み合わせることで、表彰式の何年後もきれいな状態を保てます。

素材 起きやすい変化 主な原因 製造側の予防 保管・お手入れの目安
鉄 赤錆 めっきが傷ついた部分から水分が浸入する 電気めっきを前提とし、乾燥してから梱包 湿度の低い場所で、個別包装のまま保管
真鍮 硫化による黒ずみ・くすみ 空気中の硫黄分、汗や皮脂の付着 金・銅と同様に封油で酸化を抑える 柔らかい布で乾拭きし、素手での長期接触を避ける
亜鉛合金(Zamak) めっきのフクレ・部分的な変色 洗浄不備、封油が乾ききらないままの梱包 アルカリ銅めっき約500秒+酸銅20〜60分の下地、トンネル炉100℃で40分乾燥 直射日光と多湿を避け、個別包装の状態で保管
アルミ 白い酸化皮膜・くもり 素地が露出した部分の酸化 陽極酸化で皮膜を形成して保護 傷をつけないよう個別包装で保管
ステンレス 変化は最も少ない 塩分や薬品の付着 耐食性を活かした仕上げ 屋外設置や長期保存にも向く

納品時の梱包は、PP袋・OPP袋の個別包装を基本に、巾着袋、紙台紙、紙箱、ベルボックス、アクリル箱、ブリスター箱から用途に合わせて選べます。 長期保管や再配布を前提にする場合は、個別包装のまま湿度の低い場所で保管していただくのが最も確実です。 よくある不良と対策はメダルの不良原因と対策にまとめています。

デザイン要素から見た再現限界と工法の振り分け

デザイン画を素材と工法に落とし込むとき、「どこまで表現できるか」は要素ごとに異なります。形・線・厚み・色の別に、向いている工法と目安の数値をまとめました。 この表を見ながら図面を整理していただくと、金型のやり直しを避けられます。

デザイン要素 向いている工法 目安となる数値 注意点
3Dレリーフ・立体表現 ダイキャスト(鋳造) 最小レリーフ高0.4mm 385℃に溶かした亜鉛合金を88トンのダイカスト機で射出する
細い線・小さな文字 ダイキャスト(鋳造) 最小線幅0.3mm 線が細いほど入色幅も確保できるか確認が必要
薄肉・軽量な形状 ダイキャスト(鋳造) 最小肉厚2mm 厚みを増やすほど相対重量も上がる
抜き(穴あき)形状 ダイキャスト(鋳造) 金型で一体成形 抜き跡のバリ処理まで仕上げ工程に含める
平板の2Dデザイン プレス(圧縮成型) 真鍮は3mm超、鉄は4mm超は成形が難しい 大量ロットで最も経済的
段差のある3D面への印刷 UV印刷 段差7mm以下の3D面に対応 フルカラー表現に向く
面の入色(凹みを活かす) 軟質エナメル(烤漆) 最小入色幅0.3mm 60〜70℃で60〜90分、その後100℃で60分焼き付ける
平滑な面の入色 イミテーション硬質エナメル・ガラスエナメル 最小入色幅0.5mm 研磨して平滑に仕上げる

立体や抜きはダイキャスト、平板の大量ロットはプレスという振り分けが基本です。迷う場合は図面をいただければ、素材と工法の組み合わせを無料でご提案します。 データの整え方は大会ロゴの入稿データもご参照ください。

リサイクル・環境対応と材質証明

学校・自治体・ブランド案件では、素材そのものだけでなく「証明できるか」が選定条件になります。対応している規制・監査と、書類の扱いをまとめました。

項目 対応内容 書類・証明の扱い
化学物質規制 Reach・RoHS に適合した材料と塗料を使用 適合の確認は案件ごとにご案内
品質マネジメント ISO 9001 に基づく工程管理 認証の範囲は工場の認証書でご確認いただけます
社会的責任・環境 BSCI・Sedex の監査に対応 監査報告書の扱いは個別にご相談
ブランド監査 Disney FAMA、USJ の監査に対応 必要書類を発注前にお知らせください
第三者認証 TUV Rheinland の認証に対応 認証の種類は案件によりご案内
金属材料の扱い 亜鉛合金・真鍮・鉄・アルミはいずれもリサイクル可能な金属 材質の内訳はご要望に応じてご説明します
めっき・入色 重金属規制に適合した塗料。ニッケルフリー仕上げもご相談可 仕上げ指定は発注時の仕様書で固定します

2010年設立の広東省恵州の自社工場で、鋳造・表面処理・梱包の3段階QCを通したうえで出荷しています。 環境に配慮したメダルの選び方は環境配慮型メダルの選び方をご参照ください。